6年落ちの日産リーフ、手放すと25万円。しくしく
先日2011年式の前期型リーフをオークションで買った知人がいる。価格を聞いたら3セグメント減った走行3万5千kmの上級グレード車で40万円だったそうな。そのオークション、売る側と買う側の価格差は15万円程度あるというので、手放した側は25万円ということになる。6年間でほぼ価値ゼロです。
私のリーフも2011年式
同じ年式の30プリウスだと、90万円程度で手放せる。トヨタディーラーで査定してもらえば、次に買う車種によってもう少し上乗せが可能。日産にリーフを下取りしてもらっても、あまり美味しくないようだ。おそらく今後1~2年すると値など付かなくなってしまうだろう。じゃ価値なしか?
リーフに搭載されているリチウム電池は24kWhもあり、9セグメントになったとしたって18kWhくらい残ってる。これだけの電池を買おうとしたら、下を見て50万円はするだろう。つまり電池の価値よりクルマ全体の価値の方が低いということ。どう考えたっておかしいと思う。
そもそもバッテリーさえ交換してやれば新車時の航続距離に戻るし、最新の電池だったら軽量化も可能になるかもしれない。もちろんバッテリー価格だって安くなってきた。50万円程度で新品に交換できたら、その50万円はガソリン代と安価な電気料金の差で完璧にカバーできてしまう。
ということを日産は全く考えてくれないのだった。このあたりが買ったお客のことを大切にするトヨタと全く違う。この秋にもリーフはフルモデルチェンジするという。その前に現行リーフ乗っている人に対するフォローをすべきだと思う。でないとユーザーは怖くて電気自動車など買えないです。
<おすすめ記事>