700万円超のGRMNヤリスに試乗しました~。内容を考えたら価格は十分納得出来ますね

試乗レポートや動画はベストカー26日売り号やベストカーWebの動画でお届けするのだけれど、GRMNヤリスのサーキット仕様とラリー仕様に試乗しました。ベースはボディのスポット増し500点余と接着ブブンを延長したボディに、370Nmから390Nmとしたエンジンを搭載。クロスレシオとシンクロを強化したミッションを組み合わせている。屋根とボンネットは薄いカーボン。

後からボディ補強してミッション組んで50万円とも60万円とも言われる(バラ売り価格は未定)カーボンのボンネットを付けたら800万円じゃ収まらない。限定500台は瞬時に上回り結果的に抽選になったというが、日本のユーザーは慧眼だ。全日本ラリーでGRヤリスに乗って「自分のクルマにしよう!」と決めていたのだけれど、GRMNのラリー仕様はさらに良かった!

文頭の通りベストカーでレポートするからネタバレになっちゃうのだけれど、スンゴク楽しい! 競技に出ないのなら500点余のスポット増しはカーボンのボンネットは必要性低い。標準モデルをベースにグラベル用のサスペンションとタイヤを付ければいい。もう自由自在に振り回せます! WRXのGDB鷹目やランエボ9の楽しさを思い出す。

スペックはGazooラリーチャレンジレベルの初級競技ならそのまんま出場出来る内容。純正のロールケージはAピラーとドライバー横のバーがインテリアに埋め込まれており安全度高い。サイドエアバッグもレカロのフルバケに内蔵されているため安心だ。ロールケージ付きのクルマを日常使いするならこのくらいの配慮が欲しいと思う。素晴らしい!

ノーマルのECUでも横滑り装置を全カットすることでサイド引っ張りテール滑らせて走れる。もちろん全日本ラリークラスに出場しようとすれば様々な安全デバイスが残ってしまっているのだけれど、基本的に登り坂のSSしかなく悪条件のコースを設定していない初級ラリーであれば問題無し! このクルマ買って競技に出ると、全開で対向車の来ない公道を走れますよ。

エンジンはGRカローラを見れば解るとおり300馬力以上のポテンシャルを持つ。GRヤリスが272馬力なのは騒音規制のためだ。もう少し排気系の取り回しに余裕あれば300馬力超えだって可能だったそうな。騒音規制、新車についちゃ厳しいけれど車検対応レベルならググッと緩くなる。排気系のモディファイをすればロムチューンでの300馬力超えは余裕だと思う。

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