BYDの小型電気バスに六価クロムが使われていた件。このままだと電気自動車にも拡大します
六価クロムとは主としてメッキをする際に使われる。日本でも使われてきていたが、自工会は2008年に使用を自主規制している。六価クロム、メッキ終了後は安定しており人畜無害。アスベスト(石綿)のように施行後も長期間に渡って人体に有害な物質を出すものとは違う。自工会で自主規制したのも完成品の加害性でなく、メッキする時に使われた有害なままの六価クロムにあります。
ここにきてBYDのバスの危険性が論議されているものの、メッキということを全く理解していない輩達は運用中のバスについて運行停止など行っている。六価クロムのメッキが問題なら、既存の日本製バスにだってたくさん使われてます。なんでこういったヒステリックな対応になるのか全く理解できない。日野自動車が販売を凍結したのは、自社のブランドイメージを守るためかと。
危惧するのはBYDの電気自動車だ。かなりの確率で六価クロムを使ったメッキ部品を使っていると思う。BYDとしちゃ苦慮していることだろう。ここで「使ってます」となれば、おそらく中国嫌い達から激しくバッシングされることだろう。様々なメディアで炎上必至。BYDの試乗記事など掲載したら「危険なクルマを紹介するな!」。販売を凍結しなければならなくに違いない。
只でさえ中国との関係は微妙。中国嫌いだ君達は素晴らしいアイテムを持った。ただ中国としちゃ面白くないことだと思う。メンツを潰すようなことになると、中国に於ける日本の自動車が人質に取られかねない。もしかすると中国で生産している日本の自動車もメッキに六価クロムを使っているかもしれませんから。となれば「中国人の健康はどうでもいいのか!」と言われる。
この件、これ以上の騒ぎにならないことを願う。隣国とケンカしたっていいことはない。
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今時六価クロムが使用OKな場所があること自体に驚いております。これはEUに出している中国製自動車にも波及するのでしょうね。
あちらは日本よりもっと面倒くさいことになることかと思います。
同感です。
私も材料の輸出管理を行っていましたが、最終製品がどこに行くか予測できないのでROHS指令の合致は中国に輸出する際も原地メーカーにも要求されていました。
BYDほどのメーカーがそんなに管理があまいとは。。。
ほんとにびっくりです。
2000年代始めにEUで6価クロムが禁止されて3価クロムに代わりましたし、6価を使うとEUへ輸出禁止になり大問題になります。
のちに日本でも批准へと。
6価の方がコストでは優位ですが、いまだに使っているとは…。
使用する分には問題無しと考えた?かもですが、メッキ加工時がよろしくないから禁止されてます。
その辺りが中国らしい?のでしょう。
代替品が輸入するまで時間かかるでしょうね。
ホント・・・国沢先生の言う通り、ここは日本も目をつむって今後は使わない事として、現状が無害なら許容すべきですね。
他国も日本の騒ぎに同調する事無く、今後は使わない事として、現状はそのままにすべきでしょう。
国沢先生には、製品となった事で無害化されている事と、今後BYDが極力困らないように日本国民に啓蒙活動をお願いしたいです。日本人の対中国エキセントリック思考は悪だと、ホントそう思う。
BYDが六価クロムはメッキに使っただけ、と声明出してないんですよね?
メッキに使ったから安心安全と憶測で書くのもどうかなと…公式に発信してても信用出来ない国、法治国家ではない国のことを無条件で信じろというのもどうかと…個人の意見ですが。