BYDのPHEVシステムが判明! ホンダと同じ2モーター式でした。ハリアーHVより実質的に安い?

間もなく日本発売となるBYDのシーライオン6はPHEVなのだけれど、システムについちゃ長い間ナゾだった。聞いてもBYDジャパンの人すら解らないといのだから困ったモンです。しかし! やっとBYDジャパンも詳細な説明を受けたそうな。結論から書くと、限りなくホンダの2モーターハイブリッドです。つまり直結モード付きのシリーズハイブリッドですね。

日本仕様に搭載される電池が18.3kWhか26.6kWhか不明ながら、いずれにしろ満充電状態だと走行用モーターだけ使うフル電気自動車となる。減ってくると自動的に1500ccエンジン始動。エンジンで発電機を駆動し、発生した電気をモーターに送って走る。アクセル開度が一定の巡航状態になるとエンジンと駆動軸を直結し、伝達効率の高いダイレクト駆動になる。

エンジンはテンションの低いピストンリングなどで摩擦抵抗を減らすなど熱効率を追求。また走行用バッテリーの充電率を自由に設定出来る(例えば40%をキープすることも可能)。なかなか凝っている。ちなみにエンジンは1500ccの過給仕様も開発しているそうな。ハイパワーモデルだって簡単に作れると言うこと。日産もeパワーに直結モードを付ければ良かったのに、と改めて思う。

日本での価格だけれど、本国だとフル電気自動車より安価な設定になっている。シールやシーライオン7が495万円ということを考えると、それより安いということになる。補助金を使えば東京都だと400万円少々か。装備内容を考えればハリアーのハイブリッドより安くなってしまう。メルセデスやアウディ、レクサスより使っている材料を奢っているシーライオン7を見ると侮れない。

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