CX-30に試乗しました。少し価値観が合わないかも

CX-30に試乗しました~。欧州試乗会のレポートを読むと大絶賛されたマツダ3より素晴らしいクルマらしい。大いに期待してハンドル握った記事は間もなく「くるまのニュース」で。一般的に「いい人を紹介しますよ!」と言われ、ハードル上げたら厳しいというのが世の常? CX-30最大のセールスポイントは「日本的な美しさ」だという。窓ガラス面積が極端に少ない。

加えて上手にお化粧してると思う。ボディ下の黒い樹脂を同色にしたら、けっこうボッテリしてます。最低地上高が175mmと低いなどSUVとしちゃ物足りない。アメリカ向けには196mmくらいの車高を用意すると言うが、日本に入れないのかと問うてみたら「日本はこれでいいと思ってます」。美しくないけどカッコ良いRAV4と好対照のデザインテーマだと考える。

また、インテリアで気になったのは、ダッシュボード上の色ムラ。メーターバイザーの上もこんな感じ。なんでも「本モノの革からシボのカタを取りました」。なるほど写真で見ると革風。実車だと色ムラにしか見えませんが。ホンモノの革なら風味出ていいかもしれないけど、樹脂だと妙。どうせなら木目調パネルなども使いコテコテのイギリス車みたいにしたら面白い?

黒に茶色を重ねる色使いも不思議。茶色の靴に黒いズボンやベルトは合わさない。黒い靴に茶色のズボンやベルトもあわさないです。女性だと珍しくない組み合わせなので、コーディネートは女性かも。私は少しばかり違和感ある。もちろんこういったデザインや手法、コーディネーションは狙ったもの。好みが合えばバッチリだと考えます。走りの質感は「ヴェゼル級の日本車」でした。

物足りなさの理由は、ホンモノ感が薄いことかもしれません。私なら瞬時も迷わずCX-5を選ぶ。

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