EZ-6、残念ながら国内販売は予定無し。PHVを入れたら面白いと思いますが
長安マツダと共同開発したEZ-6が広島のマツダ本社に展示されている。いくつかのメディアで「マツダ6の後継車として日本販売」と報じているけれど、現時点で計画無し。いろんな意味で日本で必要なスペックをクリアしていないからだ。ちなみに開発期間を聞いたら、正真正銘の1年半! 毛籠さんが社長になってからスタートしたプロジェクトです。中国の開発スピード凄い!
私的にはPHVを導入したら面白いと考える。電気自動車航続距離130kmと200kmのモデルがあり、18.9kWhと28.4kWhのリン酸鉄リチウム電池を積む。日本で販売するのなら130kmで十分だとも思えるけれど、発電用の1500ccエンジンの熱効率がイマイチのため、ハイブリッドモードの燃費は良くないようだ。このあたり、マツダのエンジン使う事で解決出来そうだけれど、時間掛かる?
ちなみにシステムとしては日産eパワーに走行用電池をたくさん載せたと思えば間違いなし。そう考えると日産もPHVを作れそうだけれど、やはりプラットフォームの問題出てきます。電池をたくさん積むPHVを作ろうとすれば、前輪と後輪の間に電池を積まないとダメ。されどエンジン積んだら排気系の取り回さなければならず、燃料タンクも安全な場所に搭載する必要あります。
EZ-6の詳細レイアウト、どうなっているのか確認出来ていないけれど、モーターは後輪を駆動。エンジンをフロントに載せている。トヨタとホンダの電気自動車プラットフォームの決定的な違いは、トヨタがエンジン搭載を想定しているのに対し、ホンダは否定している点にある。EZ-6で両立させているのでホンダも少し改良すればエンジン搭載出来るんじゃなかろうか。
EZ-6、日本ではセダンのニーズがなくなった。このデザインでステーションワゴンを作り、スバルのように乗用車ベースのクロスオーバーにしたら人気車になりそうな気がします。その場合、出来自動車航続距離130kmでいい。価格を400万円以内に抑える事でお客さんはいると思います。というかマツダは長安汽車経由でリン酸鉄リチウム電池を調達すれば魅力的な電気自動車を作れると考える。
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欲しい。このデザインのまま、車高を5cm上げてSUVとして出して欲しい。そうすればクラウンクロスオーバーは選択肢から外れる。400万以内なら迷いはない。でも、間に合わないので先日、ハリアーを発注してしまった。
日本の企業は安く作れるからと中国生産を進めてきたが立場が逆転負けの状態になった。
国沢さんの言われる様な、ウィンウィンのアイデア商品で生き残りゲームを戦うしかないと思います。
日本ではお金をかけたCX-80を売りたいんだと思いますが、マツダ6の後継もあったらいいですね。
EZ-6を売る時にはエンジンをREに変えて縦にのせたら昔を知る人には訴えるものが出てくるかもw
中国でほとんど組み立てて日本でREだけ載せるとかいいんじゃないでしょうか。船積みのときはすでについているモーターで走ってのせる…。
てか、同じく効率が良くないなら1500㏄じゃなくてREにしちゃえばよかったのに!それでRX-7といっしょに榛名山でCM動画でも撮れば(爆)Zeekrよりも売れますよ!
エンジンが難しいから中国車はEVに走ったわけですが、お金もあるBYDとか吉利はそこを何とかしようとしている。
ZeekrなんかよりEZ-6のほうに来てほしい。
マツダブランドで入れようとすると、万里の長城のような国交省が、いろいろな因縁を付けてくるのでしょう、きっと。
中華ブランドで入れると日本人は見向きもしないけど、マツダプロデュースといえば、安心感が付加されて売れるかも。
ただマツダ的には、得るものよりも、失うものの方が多いと思いますが。。。
導入はやめた方がいいと思います。
セダンタイプはどうせ大して売れません。
マツダディーラーの整備部門に余裕はないと思われるので、大して売れない車のための勉強(事実上全て長安汽車のクルマ)させるよりも、いままだ不具合で困っているユーザー対応を優先すべきだと思います。
それこそブランド価値経営だと思います。
マツダ6の後継として、ビジョンクーペを理想としていたものとしては、EZ-6のプロポーションって、ビジョンクーペには程遠く、マツダ3セダンを大きくしましたクルマにしか見えませんね。
まぁデザイン本部長だった前田さんだったら認めそうもないデザインですね。
EZ-6とともに出品されていたコンセプトカーARATA創がCX-5の次期型のベースなら歓迎します。