F1開幕戦。ホンダ、あらま車体関係のトラブル発生
どうなるか全く予測出来なかったホンダF1開幕戦は、予選でバンドーンにトラブル出て18位だったものの、アロンソがQ1を通過し13位。バルセロナテストの状況を考えれば上々のスタートだと思う。ホンダ側のメディア対応も大幅なテコ入れをしたらしく、酷い記事は急減している。
迎えたレースは、アロンソが終盤の51周まで10位あたりを走行中、サスペンショントラブルでリタイア。バンドーンは電気系のトラブルが出てピットインを繰り返したものの、2ラップ遅れの13位(完走したクルマの最下位)となった。フタ開けて見たら、2台揃って車体側のトラブルである。
なかでもアロンソのトラブルは接触していないのにサスペンションのどこかが壊れただろう、という起きてはならない内容。これでマクラーレンの偉そうな立場は一変する可能性大。ホンダとマクラーレン、手を繋いでやっていきましょうということになった方が良い。
バンドーンのトラブルも車体側だと考えていい。マクラーレンのシャシ、振動に悩まされていると言われている。エンジン起因なのか、サスペンションやボディ剛性(共振)起因なのか明確になっていない。ただエンジン起因ならシャイダイナモで明確な症状が出ると思う。
ボディの共振だけれど、モノコックがエンジン振動で楽器のようになってしまうということ。いずれにしろパワーユニットは次戦で使える。今シーズン4基しか使えない代わり、大幅な改良を加えられる。4月30日の第4戦ロシアくらいまで使えたら、5月14日のスペインでVer.2エンジンを投入できます。
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