FCAもルノーも日産の技術が無ければ2025年の燃費規制をクリア出来ないこと明白です

FCA(フィアット&クライスラー)の狙いは燃費技術だと私は思っている。今のままの技術だと「全車平均でプリウスの燃費。しかもディーゼル無しで達成しなければならない2025年の燃費規制」を絶対クリア出来ない。急いでハイブリッドを開発したところで、2025年までに信頼性の高いシステムに仕上げることなどとうてい無理。ジープやフィアット500見りゃ誰だって解る。

なんとかしなくちゃ生き残れない。燃費規制をクリア出来そうな技術を持ってる大きな企業はトヨタと日産、ホンダ、VW、GM、フォード、現代自動車、そしてPSAくらいのもの(BMWやベンツ、ボルボなどは台数少ないため楽)。どこかと組むか買収するか、協定を結んで技術を使わせて貰うしか無い。そんな状況の中で組もうとしてるのがルノーなんだろう。

ルノー本体には技術力無いけれど、日産と上手く関係を持てたらFCAだって生き延びられる可能性出てくる。燃費の良い日産のパワーユニットをフィアットやクライスラーに搭載すれば、2025年以降が見えてくるというもの。ただ日産としちゃルノーとの距離を置きたい。アメリカで燃費の良いクライスラーやジープを売られたら日産の売れ行きが落ちるかもしれません。

 

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