JPNタクシー早くも試乗~!

発表したばかりのJPNタクシーに早くもお客さんとして試乗してみた。東京モーターショー会場から歩いても行ける、トヨタの施設『メガウェブ』に行くと試乗イベントをやっており、聞けば誰でも乗れるという。メディア向けの試乗会はまだ予定ないというので、早速試してみた。

JPNタクシーは『シエンタ』という小型ミニバンをベースにしていることもあり「狭いかな?」と思ったら、全くそんなことなかった。身長183cmの私でも足を組んでユッタリ座れ、リアの荷物スペースは海外旅行用トランクが2つ入る。個人タクシーに使われる大型乗用車より広いほど。

嬉しいことに後席もサイド&カーテンエアバッグが付いている。現在使われているタクシー専用車『クラウンコンフォート』は、25年前の安全水準。横から衝突された時に役立つサイド&カーテンエアバッグ無し。さらに”将来ある若手”が座らされる助手席用のエアバッグも付いていない。

また、助手席側のドアは電動スライドドアで、乗り降りが容易。運転席側のみ「後続車からドアの開閉状況を判別出来るように」ということで、安全を考え通常のドアにしている。さらに自動ブレーキや、横滑り防止装置まで標準装備。いろんな意味で安心して乗れるクルマになったと思う。

肝心の乗り心地だけれど、期待以上だった。クラウンコンフォートの安っぽいゴトゴトとした乗り心地とは一線を画す。プリウスのタクシーよりも圧倒的に滑らか。加えてハイブリッドだから(燃料は経済的なLPガス)、とっても静か。50分ほどの試乗コースだったけれど、快適至極だった。

運転手さんに印象を聞いてみると「ボディはコンパクトなので小回り効いて乗りやすいです。バックミラーの位置が良くて後方確認も容易。運転した人の評判は上々です」。すでに『日の丸交通』や『帝都』などJPNタクシーで営業を開始しているとのこと。運が良ければ出会うかもしれない。

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