KINTOは得か? クルマについて何も知らない人なら検討の価値あるかも

最近話題の「サブスク」だけれど、買うのとドチラがいいか迷う人は多いんじゃなかろうか。一番いいのは計算してみること。とはいえクルマの場合「乗り換える」という未確定要素がある。下の表はKINTOでハリアーの2リッター普通エンジン車を5年契約したケース。現金一括払いより安いとなってます。ここで問題になるの、現金一括払いの『C』と『E』の金額です。

まず『C』。車検代は1回目なら自分でやれば5万円掛からない。頼んでも安いところなら10万円しないと思う。メインテナンスもKINTOの場合、5年契約だと割り増しなしは9万kmまで。逆に考えると9万km以内ならメンテはタイヤ交換1回とブレーキ交換、オイル交換5回といったイメージ。上を見て20万円でしょう。そして任意保険についちゃ幅あるが、30歳以上なら年額7万円程度。

私なら『C』を40万円程度に抑えられる。車検10万円。任意保険10万円という高いコースを選んでも70万円程度かと。そして『E』。KINTOでは下取り予想を103万円としているが、現在2017年式ハリアー『エレガンス』の買い取り相場は160万円程度。現行ハリアーも先代より人気ある。購入するなら、5年後の売却価格は160万円を1つの基準として考えたらいいと思う。

ということで『C』を50万円。『E』は130万円にしておく。すると月々の支払金額は50510円になります。5年間の「クルマ代」で考えたら40万円くらい安くなる。海外旅行1回分ですね。私なら瞬時も迷わず購入だ。しかもKINTO、犬だめタバコ(電子タバコ含む)だめ、カスタマイズ禁止。いろんな制約あります。基準以上走ったら1kmあたり11円加算されるのも考えるべき。

一方、クルマについて何の知識もなく、ディーラーに言われたまま整備し、若いとか事故が多いなどで任意保険料高く、数年後の下取りが全く読めない不人気車など買うようなら、基本的に提示された金額で済むKINTO(その他のサブスクやリースを含む)もメリットあるかもしれない。ケースbyケースのため、各自計算してみることをすすめておきたい。

例外は電気自動車。数年後のリセールバリューが全く予想出来ない。今と同じく非常に厳しい状況か、人気出て良い買い取り値が付くか解らない。KINTOを含むサブスクかリースなら、下取りの心配をしなくていい。壊れたら大出費を伴うインバーターや電池など高額パーツを使う輸入車などもサブスクやリースならリスクを回避することが可能。

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