N-ONE e:正式発表! 装備内容を考えるとN-VAN e:より40万円以上安い! SAKURA撃沈か?

N-ONE e: が正式に発表となった。スターティングプライスは269万9400円だと解っていたものの、装備内容など詳細についちゃ不明でした。装備表をチェックしてみたらびつくりギョウテン! N-VAN e:の事実上のベースグレードとなる『L4』と同じ価格ながら、超豪華装備だったりして! ホンダ、頑張りましたね、というかN-VAN e:ちょっと高かったのかもしれません。

装備内容を考えたらN-VAN e:より40万円以上安い!

ちなみにN-VAN e:より上級の装備を上げてみたい。まず灯火類。N-VAN e:のヘッドライトが黄色っぽいハロゲンに対し、リアコンビを含めフルLED。さらにパーキングブレーキは電動なので、渋滞に完全停止までするアダプティブクルコンとなる。ブルートゥース対応オーディオや、電動格納ミラー、スーパーUV&IRカットガラスなども付くため『G』グレードで全く困らない。

上級グレードと一番大きな違いは急速充電ポートの有無ながら、軽自動車ならそんなものいらない。N-VAN e:より電費が15%良くなっているため、200kmであればストレスなく走れると思う。200km走った場合、200Vの普通充電で8時間少々。軽自動車の場合、50kmくらいがアベレージかと。この距離なら2時間少々で満充電になる。補助金は57万4千円。実質的に212万5千円です。

東京都だと50万円の上乗せがあるため、162万5千円になりエンジン車と同等の価格になる。昨日書いた通り来年秋から再来年に掛けてBYDやダイハツ、スズキなどの「200万円切りを目指す電気軽自動車」が出てくるけれど、2026年や2027年の補助金どうなるか不明。今年より条件悪くなれば、早めにN-ONE e: を買っておくのも良いチョイスかもしれない。

厳しいのがSAKURA。259万9300円で電池容量20kWh(N-ONE e: は29.6kWh)。アダプティブクルコンも無し。急速充電ポートこそ付いているけれど、前述の通りあまり意味なし。むしろ200V充電は2.9kWまでしか対応しておらず(N-ONE e: は6kW)、使い勝手イマイチ。SAKURA、思いきって40万円くらい値下げしないと終わっちゃいます。

<おすすめ記事>

5 Responses to “N-ONE e:正式発表! 装備内容を考えるとN-VAN e:より40万円以上安い! SAKURA撃沈か?”

  1. 今後は登録車も割高な価格設定は止めてくれ より:

    どうした、ホンダ!!
    ホンダとは思えない価格設定。
    何が起こった?

  2. アミーゴ5号リリボーン より:

    少し前にイオンモールのイベントで、N-ONE eを見てきましたヨ。久しぶりに、ホンダらしいクルマだと感じました。

    ちなみにですよ、
    N-ONEベースなんだから、まだ値付けに余力があるんちゃうん? 
    それに装備とバッテリー容量を落としたシンプルな廉価版なら、もっと価格を下げることができるはず。

    日産に遠慮したんかもしれんけど、低迷するEV市場の普及拡大のために、もう一つドドンと攻めて欲しかった。

    次の矢は、BYD迎撃、、、
    いやそんなレベルではなく、軽EVの決定版となるEV専用設計のクルマ。廉価でタフで軽量で、シンプルだけど使い勝手が良くてセンスがあって、洗車が楽しくなるような愛おしいクルマ。。。

    夢追い社長のろくでもないアイディアを徹底的に排除すれば、きっとホンダらしいいいクルマができると思っています。

  3. beart より:

    >厳しいのがSAKURA。

    SAKURAにはお買い得な中古車が潤沢にありますから大丈夫です...日産自動車への皮肉です

  4. ひめ太郎 より:

    改めて思うのは3年前のEVが時代遅れになるという恐ろしい発展、市場環境。力無いメーカーは手を出すだけ無駄なのかも

  5. ヘミン より:

    早速N-ONE e:を試乗しました。、
    普段からサクラに乗っているのでバイアスがかかっているかもしれませんが、内装の質感や乗り味はサクラの方が上に感じました。
    電動格納ミラーでもオートリトラミラーは『G』グレードではオプション扱いにするなど、廉価グレードで少しでも安くしようと見せたいホンダの涙ぐましい努力が伺えます。

コメントを残す

このページの先頭へ