N-VAN e:の納車、11月上旬から始まる。果たしてどんな売り方をする?
ディーラーから連絡あってN-VAN e:の納車が11月上旬~中旬になるという。考えてみたらオーダーは昨年末。本来なら5月くらいの納車だったものの、電池を供給するAESCの都合により半年くらい遅れる事になった。興味深いのはN-VAN e:をホンダがどういった位置づけにするか、だ。御存知の通り三部さんガチガチのカーボンニュートラル派。この点についちゃ100%支持したい。
齟齬あるのは普及のタイミングだ。三部さんはエンジン車(ハイブリッド)から電気自動車にバトンタッチさせようとしている。私がいつも書いてるの、エンジン車と電気自動車の間にPHVがあるんじゃね、ということです。とはいえ国内市場の軽自動車に関して言えばエンジン車から電気自動車へのバトンタッチで何ら問題なし。だからこそ私はN-VAN e:を買うのだった。
ちなみにN-VAN eでカーボンニュートラルの先行テストをしようと考えている。電気を買わないで走らせようということです。アプローチ方法についてはもう少ししたら披露出来ると思う。さてさて。前述の通りホンダがどういう打ち出しをするかである。N-VAN eホンダにとって初めてとなる”ホンキで売ろうとしている”電気自動車だ。ホンダeって「少し売れればいい」でしたから。
本来なら大々的に打ち出してもいいと思う。ただホンダは「ダイハツやスズキのような軽自動車メーカーになりたくない!」と強く考えているようだ。私ら専門家から見ればF1で世界一のエンジンを作っていたり、トヨタ、ヒョンデと共に世界TOPの燃料電池技術を持っていたりと、圧倒的な技術力を持つ企業なのだけれど、日本での売れ筋だけ見ると確かに軽自動車メーカーだ。
ここでN-VAN eをドカンと花火を上げながら売り出したら軽自動車メーカーのイメージがさらに強くなる。まぁジレンマになって当然です。ただ漏れ聞くところによれば相当気合いの入った電気自動車になっているという。スペック的にも「さすがF1をやっている会社ですね!」と思わせるブブンを持つというウワサも聞く。N-VAN eの全貌は間もなく判明するので楽しみにしたい。
6万6千円もホンダアクセスに払う
そうそう。N-VAN eのダメと素晴らしいを一つづつ紹介しておく。ダメは日産の悪しきビジネスを「ウチもやろう!」。充電ケーブルをオプションにしちゃったこと。御存知の通りオプションはホンダアクセスを稼がせるためのもの。多くの人は6万6千円もする充電ケーブルを買うだろう。私は1万9900円で買った汎用の200V/100V兼用充電器を使っているので買わない。
素晴らしいのは2万9700円で100V/1500Wの外部給電アダプターが用意される事。こいつを使えば気軽にクルマから100Vを引き出せる。加えて東京都だと10万円の補助金増が受けられる可能性大。災害用にもレジャー用にも電動工具を使うにも便利。大半の電気自動車が100Vを引き出せないことを考えると、大いに使い勝手良い。N-VAN eの詳報、9月に入れば出てくるかと。
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バッテリはドカンと花火の出るタイプでしょうか?
より安全なリン酸鉄系でしょうか?
わかりましたら教えてください。
車に充電するほうのケーブルは師匠のように社外品でも、メーカー他社品でも充電できるのは周知の事実ですが、外部給電アダプターは互換性あるんでしょうか?本体側に機能がある前提で。
プリウスとかについてくるトヨタの外部給電アダプターをN-VAN e:に使えるかどうか?ですね。
でも、プリウスとN-VAN e:それぞれに外部給電ができるようなら災害時にもっと電気の幅が広がるからたくさんあっても困るものでもないですかね。
充電ケーブルをオプションにするなんて商売の根源から外れてると思う
ニッサンがケーブルオプションにした時に持株全て売り払いました
思い返せばニッサンの株価下落はこの時が分水嶺だったのではと思っています
冷蔵庫買って電源ケーブルは別に買ってくださいと言われたら····じゃいいです〜てなりますよね?
自分はZを買おうとしてしょっぱい対応されたので辞めてA110を注文しました
納車が楽しみです
親父の代からニッサン車を6台ほど買ってるのに···
ホンダも少し心配ですね
日産のこと笑っていたらまさかホンダまでケーブルオプションとは・・・
市販品並みに安ければまだ理解できますが。
これガソリン車でいったら「給油口の蓋開けたら穴が開いてなかった!穴あけは別料金です!保障ないけど自分で開けてもいいよ?」って言っているようなものでしょ?
「世の中の乗用車がほぼ電気自動車、充電ケーブルなんてみんな持ってる」レベルで普及しているならオプション化も理解できますが・・・。
本田宗一郎さんが聞いたら怒り出しそうな気がします
うーん、ある程度…リーフが出たころよりーBEVに関する前知識が飛び交っているので、6万円を正直に払って買う人も少ないとは思いますが、100V/1500Wの外部給電アダプターのほうが安いんですね。ちょっと不思議。
値段からして暖房はインバータエアコンじゃなくて温水式なんでしょうね。そうだとしたら、ちょっと惜しい。
東京都 EV・PHEV・FCV車両助成金額シミュレーション
https://www.coolnet.tokyo/zev_subsidy_calculator/
いつの間にかN-VAN e:もシミュレーションできるようになってましたが、給電機能は急速充電口(L4だと+11万円のメーカーオプション)の有無にて助成額が+10万円となるようです。助成金の判定に普通充電口は無関係ならば2万9700円のパワーサプライアダプターは購入不要なのかもしれません。これについて先日ホンダーカーズ東京に聞いてきましたが、営業マンの知識が乏しく、何故か60万円クラスのV2Hの話を持ち出してきたりで要領を得ませんでした。本来の問い合わせ先は東京都なんでしょうけど、ディーラーの営業マンも地元自治体の助成金制度を勉強しておいてもらいたいもんです。