SUV用のスタッドレスタイヤはヨコハマ以外無し!
そろそろスタッドレスタイヤ選びのシーズンである。相変わらず性能比較は難しいけれど、乗用車用についていえば今シーズンの新製品ってダンロップの『WINTER MAXX 02』のみ。この製品の性能は試していないので不明ながら、間違いの無いチョイスということであればブリヂストンの『ブリザックVRX』かヨコハマの『アイスガード5プラス』となる。
アイスバーンの性能に代表される雪道性能イーブン。ドライ路の転がり抵抗でヨコハマ有利といった感じ。価格はヨコハマの方がリーズナブル。ダンロップの新製品についちゃ今シーズン試せたら、と思う。それ以外のスタッドレスタイヤはクルマ通にゃすすめない。強いて言えば「雪なんかめったに降らない」という地域の人限定でグッドイヤーの『ベクター』を。
SUV用ならとっても簡単。今年発売の新製品『アイスガードSUV G075』が圧倒的だ。ヨコハマの従来製品もSUV用スタッドレスタイヤの中で一定の評価を得ていたけれど、G075のアイスバーン性能ときたら2ランクくらい良くなっている。すっかり紹介記事書くのを忘れていたけれど、近々オートックワンで紹介したい。他ブランドは古くなってしまったので選択の余地無し。
安価なアジアンスタッドレスも増えてきた。以前も書いた通りアジアンスタッドレスの主要マーケットはドイツを中心とした欧州。日本のアイスバーンで試験していない。圧雪や乾いたアイスバーンだと侮れない性能を持つ反面、湿ったアイスバーンだといかんともしがたい。こらもう欧州ブランドのスタッドレスタイヤにも当てはまること。日本のアイスバーンだと日本製が良い。
もちろんベタ抑えで走れば、たいていのスタッドレスタイヤで何とかなる。雪道を見て「ひゃっほ~!」と飛び込んで行きたいのならブリヂストンかヨコハマ(ダンロップもイケると思います)。嫌々ノロノロ走るのならそれ以外のタイヤでも新しければ何とかなると思う。私はステップワゴンにVRXを準備済み。アウトランダーPHEV用としてG075を考えています。
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