SUZU-CARGO、大化けする可能性あると思う。スズキ、たまには良い仕事をします

スズキがジャパンモビリティショーに出展する『SUZU-CARGO』でジワってます。これ、大化けする可能性ある乗り物なんじゃないかと。改めて特定小型原動機付自転車のレギュレーションを見ると、全幅60cm×全長190cmというサイズしか決まっていない。高さ制限無し。つまりこれにキャノピーを付けることだって可能。ある程度の耐候性は持たせられる。

定格出力0.6kWという縛りこそあるが、電池搭載量に付いちゃ無し。2kWhくらいの電池を積むと実用で60kmくらいの航続距離になる。リン酸鉄なら2kWh積んだってスペース的な問題無いし、床下に積むことで重心下がって安定性増す。最高速度20km/hだから10kmの移動に30分。最高速6km/hのセニアカーと格段の性能差と言って良かろう。そして免許不要!

高齢者の乗り物としてこれほど優れたモノは無いと断言する! 最高速20km/hで文句無し。価格も40万円くらいしたってニーズある。買い物だけでなく通院やゴミ棄て、オフロードタイヤ履かせることで釣りなどの足として使えることだろう。何ならリダクションギア付け、急勾配も登れる仕様なんかもいい。都市部こそ危険ながら、地方なら大丈夫。

ちなみにタイヤサイズの制限無し。安定性を考えたら10インチくらいの空気入っているタイヤが望ましい。私に取って一番身近な使用環境は八丈島だけれど、人がたくさん住んでいる地域は4km×3kmくらいとなる。交通量少なく、道も良好。空港や港へのアクセスだって出来てしまう。SUZU-CARGOさえあればお買い物から通院までオールラウンドに使える。

観光地などは周辺に駐車場を作っておき、特定小型原動機付自転車に乗り換える。9~18時くらいに専用地域を設定しておくと渋滞無いだけでなく安全だ。SUZU-CARGOのようなモビリティがあれば荷物だって運べるため業務に支障なし。こういった新しいモビリティをシレッと出してくるあたり、スズキ面白い。私は免許返納したら絶対コレですよ!

オールテレーンタイヤ履かせた4WDがいいです。

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1 Responses to “SUZU-CARGO、大化けする可能性あると思う。スズキ、たまには良い仕事をします”

  1. z151 サンバー愛好者 より:

    セニアカーのベースがあるので商品展開早そうですね。

    https://www.suzuki.co.jp/welfare/

    38年前からノウハウを積み重ねているので、「新しいジャンル」でありながら商品の完成度は高い。
    部品共用化で量産効果(コストダウン)も狙えそう。
    シャシーフレームがあり、前ダブルウィッシュボーン式・後リジッド式とクロカン車みたいな足回り。
    タイヤはセニアカーはオールテレーンタイプでしたが、SUZU-CARGOはハイウェイテレーンタイプみたいですが。
    田舎道で時々小型トラクターを見かけますが、あれは小型特殊免許が必要、こちらは免許必要なし。
    家で充電できるし、最高速もわずかながらSUZU-CARGOに軍配。
    コレか三輪・四輪の電動自転車が田舎道の移動手段として有力でしょうね。
    ただポツンと一軒家とか観ていると、取付道路(この道のりが長い)の道路状況がすこぶる悪く、レンタカーのヤリス(4WD)では立ち往生寸前の場面もあります。
    タイヤの大径化・4WD展開は欲しいかもしれません。

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