VWゴルフが355万円スタートと聞くと「高いね!」ながら、値上がりでなく地盤沈下だったりする
若い頃、サーフィンやってさんざん楽しんだというVWの広報の人とクルマの売れ行きの話をしていたら「Buzzなどは高くても全く問題なく商談できるのですがゴルフで355万円スタートになるとなかなか厳しいです」。この状況、どこも同じ。お金持ちはいるし減っていない。今やちょっと豪勢な輸入車って2000万円オーバーながら、けっこう売れているのだった。いわゆる”中級”が減ってます。
確かにVWゴルフが355万円と聞けば「高いね!」と感じてしまう。しかし! バックボーンを考えていただければ何ら不思議じゃありません。直近でドル圏のグアムとユーロ圏のフランスに行った。今の為替レートで物価を比べると我が国は半額~3分の1といったイメージ。日本人の感覚で同じものを買ったら2倍から3倍ということになります。そのスケールをクルマにあてはめたらどうか?
VWゴルフ、半額とすれば178万円である。物価上昇分を考えなくても、5年前に1ユーロ120円だった為替レートが185円になっている。円の価値が65%になってしまった。為替レートさえ120円になったらVWゴルフの価格も250万円を切ることが可能になってくる。そいつに海外と同じくらいの賃金上昇率をあてはめてみると、さらに割安感が出てくる。輸入車が高くなったんじゃなく、日本が落ちた。
選挙演説を見ていて「う~ん」なのは、前向きの話が一切出てこないこと。減税や補助の話ばっかり。最低賃金のアップも、貰う側からの話しかしない。払う側は景気よくならないと給料だって上げられないのだけれど、そっちに言及する政党も人もいない。「卵やもやしが10円高くなった!」とか「光熱費が月当たり100円上がる!」と嘆くより、月収を5%上げる方法を考えるべきだと思う。
そういったニュースを伝える大手メディアのアナウンサーの皆さんは、全然困っていないと思う。アナウンサーの知人や家族や友人も誰一人、卵&もやし10円の値上げでひぃひぃ言ってる人はいないと思う。もちろん困っている人はいる。そういった人に対しては補助するんじゃなく、コストパフォーマンスの高い仕事をしてもらうことを考えればいい。本当に困窮してる人には食住付きのシェルターを。
といってもそうならない。まだまだ我が国は余裕ある。日産やマツダを見れば解る通り、厳しくなっても遮二無二に頑張り始めるという動きは出ていないし、もはやアカンでしょと思えるホンダだって大きな動きはなし。意識の高い稼げる企業でそんな状況。日本という国を考えると、失業者に溢れ物価高騰し困窮者が溢れるまで抜本的な変革の動きは出てこないと思う。巻き込まれないように!
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こんにちは、HONDAファンのF1好きです。おっしゃる通りだと思うこと多いです。心配事は、HONDAがこのままダメになっていきますと、また「F1活動を辞める」と言い出すことです。先日第五期の活動を発表したばかりの、現行社長の寿命1~2年の間に業績が悪化するので、残念ですが、次の社長がF1活動を辞める絵が見えてしまいます。2022年のような辞められない程の活躍があれば別ですが、1勝もしたことないチームでは、時間がかかりそうです。どうでしょうか?