来年発売の新型エルグランド、メディアはこぞって高評価ながら売れなかったらきっと酷評です
「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」でワールドプレミアした日産の新型「エルグランド」の評価が、ユーザーとメディアで大きく乖離している。メディア発の情報を見ると、おしなべて好評。何本か記事をアップしている“くるまのニュース”のタイトルは、『斬新「和風“ド迫力”デザイン」が超カッコいい!』とか、『アルファードより「30%オトク」な税金も魅力! 威風堂々デザイン&「豪華内装」採用!』とか、『斬新「“く”の字型」リアエンドの迫力デザイン×プレミアム内装を新採用!』など。
この傾向、どのメディアも同じ。デザインに対するネガティブな評価無し。クルマそのものも全面肯定ばかりです。一方、私(国沢光宏)が属するジャーナリスト団体(AJAJ)が主催したガイドツアーで私の回に参加してくれた30人に聞いてみたところ、ポジティブな評価をした人は見事に居なかった。同業者に聞いてもポジティブな人は皆無。皆さん「やっちまったなぁ」。新型エルグランド、果たしてどう評価すべきなのか。<続きを読む>
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日産お得意の、後出しジャンケンで負けるパターンと思います。
アルヴェルより一回り大きいサイズ、立派さに欠ける内装、間違いなくコスト高いe-powerで4WDの一択。
ディーラーでの応酬話法はどうするのか、大変興味深いです。
チャッピーにエルグランドの事聞いたんですよ。
アジア圏でアル・ベルが絶大な人気があり、特にタイ、シンガポール、香港だと右ハンドル仕様そのままでいけるので、おこぼれだけでもそれなりのマーケットがあるのではないか。
それと、飯島さんのAIプロパイロットが搭載されれば、法人需要がかなり期待出来る。日産のADASはトヨタよりかなり進んでいる。
との事です。
しつこく聞いたので私の気持ち良い回答をされただけかもしれませんが。
私は画像しか見ていませんが、想定される価格帯も含め「狙いはわかったけど、ちょっとね」と感じます。
例えて言えば、現行アコードが車としての出来とは裏腹にサッパリな理由は、セダン需要の低迷とは別に、結構な価格にも関わらず、全然高額な車に見えないことが上げられるように思います。
今の日産各車の値付け傾向を見るにつけ、エルグランドもそうならなければいいのですが、初期需要が一巡した後にどうなるか?
エクストレイルが苦戦しているのと同じ轍を踏まないように、がんばってほしいものです。
定型文で誰でも書ける記事を量産するくる◯のニュースを自動車メディアとするのは冗談として、個人ブログやSNSでこれ程酷評され期待されていない車が売れるとは思えないかな…装備も明かされてないのにね、この価格帯だとコスパは二の次か。もっとも極論EVと同じく買わないなら文句言うな、でしょうね。
アルファードの牙城は崩せないにせよ、1年後手のひら返しさせて下さいとなっていることを期待しています。笑
JMSの日産ブースでの観客の反応は、意外にも悪くなかった。女性は男性よりもいい感じで会話していましたね。
ここまでアルファード/ヴェルファイアが売れすぎて、Youtube中心に残クレで購入することへのディスりがはびこると、賊軍びいきには少しでもなるでしょう。
デザインでいくらアルファード/ヴェルファイアが売れているとはいえ、その後追いデザインじゃ、パクリと言われるし、まぁいまの日産デザインならデジタルVモーションと水引デザインをはじめとするジャパニーズモダンがひとつのデザインキーになっているので、こうなるんでしょうね。
しかし、日産って中村史郎さん以降、デザイン本部で決めたデザインテイストをどうにかして落とし込まそうとするので、それが必ずしも受けるかと言われれば、無理でしょうね。
アルファードより高価格帯で、レクサスLMよりは買いやすいクルマとして真っ向勝負というより、現行E52同様アルファードに対してやや上にそらした感じがしますね。
ルーミーに対抗できるコンパクトトールワゴンを発売できないのが情けない。
ノートe-POWERの大ヒットで浮かれて何も手を打たなかったツケが回ってきている。
キューブの後釜を発売するべきだった。
ハッチバックのノートだけで競争するのは限界にきている。
ノート一本で競争とか日本市場を甘く見すぎ。
スズキに頼んでソリオを供給してもらうとか。スズキは首を縦に振らないかな。三菱には供給しているのに。
無精髭みたいなフロントマスク、、、
当然アルベルに対抗するべく、なにか画期的な仕掛けがあると大いに期待しておりんした。
んがすか〜す、
格子のスリットを黒く塗装しているだけというまさかの手抜きが、JMSに行って判明してしまいますた。
これは旧経営陣が、GOしたんでしょ!? よくぞ超無能揃いの超難関審査会を通ったと、それだけでも良く頑張ったと、妙に感心した次第デス。はい。
後から酷評、マツダのCX-60の事が頭に過ぎります。
個人的にラージプラットフォームは経営戦略としては悪くないと感じており、失敗の一因は、CX-60→CX-90と大型SUVに舵をきってしまったことだと考えてます。おそらく、市場が求めていたのは、「直6ターボ・FR・セダン」だったのでは感じています。
CX-60リリースの時点で、もっとフレキシブルに動ける体制をとっておけば良かったと思うのですが、まあ、経営戦略は妥当で、経営センスがなかったって感じでしょうか。
脱線しました、日産の話に戻りましょう。
エルグランドに関しては、回復までの中継ぎ役にはなると思いますが、それも結構短命になってしまうのではと危惧しています。
AIRA、ノート、キックス等、この20年古い車名を廃止して、新しい車名にしてますが、日産の財産としてはヘリテージだと思っています。少なくとも日本市場に関しては、セドリック、セフィーロ、マーチ等、古いブランドをリ・クリエイションしていくほうが合うのではないかと考えてます。
ここからは妄想です。
新セドリック・セフィーロ。
セドリックはセダンで、セフィーロはSUVとしてリブランディング。
まずは、e-Power、EV、PHEVどれもできるプラットフォームを用意。e-Powerは、フロントエンジン・RWDの「FR e-Power 」として訴求。
そこに、ガソリントリビュート仕様は、コンパクトな6速電子MT、プロペラシャフトを実装。e-Powerエンジンから物理回転動力を取り出し、電子MTでつなげ、後輪のモーターに動力を伝える。
そう、ホンダのS+Shiftのようになんちゃってガソリン車です。なのでガソリントリビュート車。ただ、エンジンから動力をつなげる、しかもFR、それに官能的なエンジン、これだけでもエモい(死後?)と感じてくれる購買層は確実にいると思います。
ちなみに電子MTとしたのは、日産お得意のXbyワイヤ、クラッチもHパターンノブもありますが、制御するのはbyワイヤ。もちろん、AT専用免許でも運転できますが、話題を呼ぶために、初手はMT専用車として売り出します!