「人工頭脳を運転者として認める」という流れを改めて考えたい事故2件
我が国も2020年の一部実用化を目指している自動運転ながら、アメリカの『NHTSA』(日本の国交省に相当)はグーグルの自動運転車について「運転者を人工知能とするのが妥当」という見解を出した。つまり人間の代わりを人工頭脳が行なってよい、という意見だ。もちろん正式な法規でなく「そういう方向で認めていくつもり」ということ。これに対しアメリカでは多数の反対意見も出始めている。
果たして人工知能はドライバーとして認めていいのか? そんな世界的論議になっている中、東京の町田で痛ましい事故が発生した。詳しい状況は下のリンクを見て頂きたい。交差点を左折したトラックと、横断歩道を渡ろうとした小学校1年生の男児が接触。頭を強く打って亡くなってしまったのだ。多くのメディアはトラックドライバーの責任を重く取り、警察もひき逃げなどの疑いで逮捕している。<続きを読む>
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