アメリカ、カリフォルニア州に於ける中国系の自動運転実証試験を閉め出しか?

トランプさんが大統領になったら一段と厳格になっていくだろうが、アメリカ、いろんな分野で中国勢の締め出しを始めている。直近で問題になっているのは自動運転のための社会実験。この記事によれば中国系の企業がカリフォルニア州だけで180万マイル(288万km)も走り。道路データの蓄積などを行っているという。中国企業=中国政府の言うことは何でも聞く。

どんなデータを収集しているかは不明ながら、グーグルのストリートビューを見ても解る通り、広範な状況がデータとして蓄積される。したがってストリートビューを許さない国や地域も多い。日本は制限無しながら、韓国を見ると北朝鮮との国境近くはデータ無し。もちろん中国は香港に隣接する深センの一部を除き一切認めていない。

ストリートビューの情報から得られる国の情報って膨大。情報解析にAIを使えば、相当正確にその国の経済状況や、人の移動、攻撃することになればターゲットの割り出しまで出来てしまう。遠からず中国系の企業はアメリカでの活動すら大幅な制限を掛けられるんじゃなかろうか。さらにビジネス関係はアメリカが問題意識を持った途端、規制を掛けていくだろう。

2024年3月中旬に「中国製電気自動車の輸入関税を100%に上げることを検討する」と発表したと思ったら、早くも5月14日に正式決定! 8月から施行するという。突如出てきた内容があっという間に決まる異例の展開だ。自動車業界を45年くらい見てきたけれど、ここまで早い対応は知らない。驚いていたら、今度はコネクテッドカーの規制も始めるという。コネクテッドカーとは何か? 一番わかりやすいのが、オンラインでクルマのソフトを変更できること。<続きを読む>

 

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2 Responses to “アメリカ、カリフォルニア州に於ける中国系の自動運転実証試験を閉め出しか?”

  1. トヨタ車ユーザー より:

    確かに日本の情報を中国が抜いてそれを見ながら、尖閣諸島にどのくらい圧力をかけようかなんて考えているかもしれませんね。
    あってはならないことですが、日本国内の南方面の米軍基地に中国に向いた〇ミサイルが用意されたなんて情報が出てきたら「おっ、とっと」といったん尖閣から離れてくれるかもしれません。(アメリカさん、尖閣諸島に基地を移転してくれればいいのに。)
    中国が集めたデータもアメリカから出すときにはアメリカのルータ・回線を通らなければなりません。逆にアメリカは中国に捕まれた情報を知っていて、これ以上はまずいとストップをかけたのかも。
    自動運転のための技術的蓄積も同時に十分(アメリカにも)抜けたという事なんでしょう。
    じゃ、中国から仕入れていた半導体はどうするのか?アメリカにも日本にもTSMCの工場を作ろうとしているので、そこから調達するのかも。その算段までできたということか!iPhoneがやっとアメリカ製に戻る可能性も出てきました。
    かわいそうなのはメキシコですね。中国人に工場用地を取られたのにアメリカに中国ブランドの製品をだせないのだから。

  2. JUN より:

    >クルマをチェックし、中国製の半導体やCPUなどが使われていた時点でアウト判定。

    これだと、中国車をメキシコで生産することが非常に難しくなりそうですね。中国メーカーは欧州ではハンガリーなどで生産し課税回避を狙っているようですが、同じような規制を掛けられると厳しい。

    記憶だけで書きますが…テスラが中国に進出した際、自動的に車外撮影を続けているテスラに対し中国側が懸念を示していたかと。
    一方、イギリスでは政府関係者が乗る中国系ブランド車の中に、位置情報などを外部に流すような装置(もしかしたら半導体内?)が見つかったとイギリス政府が発表。

    半導体については、共産中国の破壊工作が過去の半導体不足の主要因なのでは…などと、バカな陰謀論を自分勝手にめぐらしています。

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