イグニスに試乗。クルマは平均に届かぬモノの、装備が大魅力
イグニスは、コンパクトカークラスで久々の新顔ということになる。果たしてどんなクルマか? 早速試乗してみた。結論から書くと、ハード面の仕上がりを客観的に評価すれば、新世代のシャシを採用したためか煮詰め不足になっており、このクラスの水準に届いていない。一方、ライバルを圧倒する性能を持つ自動ブレーキや、アップル カープレイは圧倒的に魅力的だと思う。
まずクルマとしての完成度から。走り出すべくDレンジをセレクトし、アクセルを踏み込むと、ワンテンポ遅れて走り始める。気のせいかと思い、何度か試してみたが、前進も後進も、やっぱり動き出すまでワンテンポ遅れる感じ。おそらくアイドリングストップから走り出す際のショックを抑えようということなんだろうけれど、もう少し普通になったらいい。<続きを読む>
<おすすめ記事>