クラウンセダン、燃料電池かハイブリッドか?

パワーユニットに燃料電池を使う新型クラウン・セダンに試乗してみた。基本はトヨタ・ミライ。ハイブリッドの試乗レポートでも紹介した通りホイールベースを80mm伸ばしたのが最大の違いだ。価格はハイブリッドの730万円に対し830万円になるけれど、国から145万3000円という補助金を得られるため、実売価格は逆転する。

東京都だと別口で110万円出るためトータル補助金255万3000円。しかも試乗するとすべての点でハイブリッドより優れているのだった。<続きを読む>

売れなかった15代目のクラウンを見たトヨタは「もうセダンの時代じゃない」と判断。16代目のクラウンをクロスオーバー・ボディにした。しかし! クラウン=セダンという古くからの顧客が多かったそうな。そこで急遽セダンの開発に着手。1年遅れてのデビューとなった。このクルマの面白さは「パワーユニットを燃料電池と2.5リッターのハイブリッドから選べる」ことにある。

両方選べるクルマ、今までなかった。価格を見ると補助を金使うと燃料電池の方が安くなる。果たしてどんな違いがあるのかワクワクしながら乗り比べてみた次第。ちなみに受注はハイブリッド車の方が多いそうな。<続きを読む>

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2 Responses to “クラウンセダン、燃料電池かハイブリッドか?”

  1. 猫まんま より:

    補助金対象で脱CO2とか考えると文句なしにFCVなんだろうけどやっぱりネックは水素ステーションの少なさ。前から書いてるけど資源の少ない日本こそFCVを普及させるべきだと思うのですが国がやる気が無い。規制緩和して水素ステーションがせめてディーラーの1割でも設置されればFCV選ぶユーザーも増えるんじゃないかな?

  2. ボヤキ爺 より:

    トヨタはクルマ屋ですよ。
    ディーラーに水素ステーションを置くわけない。

    そのクルマ屋ですが、全ディーラーに急速受電を設置することは約束してるのだから、何故BEVのクラウンを出さないか不思議でなりません。

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