スバルの次期主力パワ-ユニットを作る工場を見てきました。スバル、これで一安心ですね!
自動車メーカーの工場見学というのは、自動車メディアの記事としては地味だし、あまり関心がないかもしれない。ただクルマ好きならぜひとも読んでいただきたく思う。なんせ1997年の初代プリウスからハイブリッドについて様々な取材をしてきた私さえ、ハイブリッドの動力伝達系を生産している工場を見たのは始めて。面白いか面白くないかと聞かれたら「すんごく面白かった!」ということになります。
まずスバルのストロングハイブリッドだけれど、生き残り戦略にとって最重要アイテムになる。なんせガソリンスタンドがなくなることを意味するカーボンニュートラルの目標地点である2050年まで25年。クルマの使用期間を10年とすれば2040年くらいからエンジン車は誰も買わなくなるだろう。逆に考えると2040年までの15年間はハイブリッドが主役になる可能性大。<続きを読む>
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スバルが独自のシンメトリカル4WDをベースに、トヨタHVのパーツをアドオンして、新しいシステムを作り上げました。
クルマ好きとしては、多様な個性は大歓迎デス!
効率面では、FFベースでリアをモーターで駆動するトヨタ方式に軍配が上がると思います。でもドライビングの特性や味わいは、スバル式の方が色濃いように感じます。
正直、スバルがかなり無理して開発した印象は否めませんが、それだけの価値かあることをしっかりPRして欲しい。
是非ともベストカーやカートップには、トヨタHVとスバルHV、またスバル同門のガソリン車とHVの試乗比較をお願いしたいと思います。