トヨタ、様々なパワーユニットを模索中ながら、主流はどうなる?
トヨタは「2030年に電気自動車と燃料電池車の販売台数を200万台にする」と目標値を明らかにした。2020年度は両方合わせて1万台以下。現在の200倍以上を目標にする、ということです。そもそもトヨタって電気自動車の販売台数が極端に少ない。この点を見て、自動車業界を知らない一般メディアの記者さんたちにとってみれば「トヨタの電気自動車戦略は大きく遅れている」になるんだろう。
台数だけで判断したら「そのとおり」だと思う。なんでトヨタが電気自動車を積極的に作らないのだろうか? 答えは明白かつ簡単だ。「ユーザーの利益にならないから」です。私のように10年前、電気自動車に飛びついたユーザーは、カンペキな人柱になった。高価な買い物だったのにも関わらず、数年後にバッテリー容量が少なくなり始め、日産もまったくフォローしてくれない。<続きを読む>
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