トヨタどうした? 7月はTOP10に5車種しかランクインせず!
今年7月の登録台数を見ていて思わずウナりました。何と! TOP10にトヨタ車が5車種しか入っていない! こんな状況は少なくとも直近の20年で見た記憶なし! 長い間、TOP10のうち基本的に7車種トヨタで、日産とホンダ1~2車種ずつということになっていた。TOP10に入る日産とホンダ車は「ほぼ」決まっており、ノートとセレナ、フリードとフィットですね。
2021年の総登録台数を見ると、5位にノート。10位フリード。それ以外はすべてトヨタ車だ。しかし! 今年7月の登録台数を見たら、表のとおり。3位にノート、5位フィット、6位セレナ、8位ステップワゴン、9位フリードと、けっこう上位にトヨタ車以外が食い込んでます。1~6月の登録台数だってTOP10にトヨタ車以外4車種も入っている! 実は今年に入ってトヨタ厳しい。
では、トヨタ人気に陰りが出てきたのかとなれば、そんなことはまったくない! むしろトヨタ車の人気はジワジワ上昇している。トヨタのWebサイトで納期の目安を随時公表しているのだけれど、大半の車種で納期半年以上。具体的に車種を挙げると、カローラクロスやノア、ハリアーを始め納期1年以上が多数。というか、いつ納車できるか目安すら出せない状況にあるようだ。<続きを読む>
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いろいろな事情があるにせよ、ここしばらくのトヨタ車納期遅れは異常な気がする。
ノア・ヴォクシーのほうが人気があるのに、新しいステップワゴンのほうが多く見かける。
受注残を残してマイナーチェンジとか対応に少しトヨタらしくない混乱が見える。
シエンタのFMCとか控えているけど、どうなんだろう。bz4xのリコールも対策を考えているのだろうが2か月もたち、放置状態。EV補助金も無理な情勢だ。
あまりトヨタらしくないと思う。
かといって、アクアやヤリスに対してフィットが決定的に劣るというわけではないので、この際フィットの条件が良ければ広いゆとりのあるフィットもいいと思う。