ホンダ、どうしてトヨタと違い海外向けモデルが売れないのか?
トヨタとホンダのミドルサイズSUVにおいて決定的な違いが出てきた。両社の代表的なトヨタ「RAV4」とホンダ「CR-V」の直近動向をみていきたい。先代RAV4(4代目)は日本で売れないだろうということから販売しておらず、海外のみで売っていた。この状況はホンダも似ており、CR-Vは先代モデル(4代目)を国内導入したものの、売れ行き不振のため途中で販売を止めてしまった。
先代モデルは、どちらも日本市場についちゃ失敗です。しかし、ともに5代目となる現行モデルを見ると圧倒的な差が付いてしまった。2020年(1月から12月)の販売実績を見ると、RAV4は5万4848台を売ったのに対し、CR-Vときたら一桁違う5986台。両モデルのメイン市場となるアメリカだと、RAV4の43万台に対しCR-Vが33万台で大差があるものの市場全体で見れば好勝負。トヨタはRAV4をベースに日本市場を意識した「ハリアー(北米名:ヴェンザ)」も作り絶好調です。<続きを読む>
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