ホンダF1、大挽回のチャンス到来か?
F1が混乱し始めた。発端は2014年から始まった現在のレギュレーションである。ハイブリッドシステム付き1,6リッターターボエンジンを使う ようになって以後、F1の大きな魅力となっていた脳髄に突き刺さるようなエクゾーストサウンドが消えた。同時にあまりに高度な技術を必要とするパワーユニットを採用した結果、勝てるチームも限られてしまう。観客動員数&世界TV視聴率も落ちる一方だ。
すでにドイツGPは興業として成立しなくなって休止。長い伝統を持つモンツァで行われるイタリアGPも怪しい状況。そんな中、レッドブルが 来期のエンジンを失った。ルノーもロータス(現在メルセデスのパワーユニットを使う)の買収に手間取っており、一日でも早くルノー用のシャシの開発に着手 しないと2016年シーズンは間に合わなくなってしまう。ホンダF1の低迷ぶりもF1興業にとって大きなマイナスである。<続きを読む>
<おすすめ記事>