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全日本ラリー選手権のオープンクラスに、場違いともいえるクルマが走っている。誰しも競技車両ではなくサービスカーだと思ってしまうハイエースだ。全日本ラリー選手権 第2戦ツール・ド・九州2022 in唐津にCASTレーシングから2台の新開発のショックアブソーバーを装着した、2Lガソリンエンジンハイエースが参戦した。ドライバーは自動車ジャーナリストの国沢光宏氏。記念参戦か、ひやかしか。いいえ、もちろんガチです。勝ちに行ってます。

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昨年全日本ラリー参戦を発表した時は「ハイエースなんかラリー車じゃない!」的な批判を少なからずいただいた。京丹後ラリーなんか当日になって「出場を認めず!」。一方「面白い!」と評価する声もあり、全体的に見ると応援してくれる方が多かったような気がする。実際、一生懸命クルマ作りをして一生懸命走っていると、見た人は皆さん「すごく楽しい!」と言ってくれます。幸いなんとか居場所を確保できたようで、今シーズンは「オープンクラスなら走っていいだろう」という流れになってきた。ということで昨年も参戦を許可してくれた全日本ラリー第2戦の唐津が今年初のイベントになります。<続きを読む>

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