ワイパーは今後100年間進化しないかもしれない

クルマの機能&装備の中でウソ偽り、そして誇張無く「100年間進化していない!」のがワイパーと12Vの鉛バッテリーと言われる。アメリカを縦断する『グレートレース』に50年前のスバル360で出場した際、100年前のクルマ達も全て今と全く同じ形状のワイパーが付いていたことに改めて気付いた。古今東西、現在使われているワイパーはこれ以上進化しないのだろうか?

まず注目したのが「他の乗り物」で雨に遭遇した時はどうしているか、だ。最も進んだ技術を投入しているだろう旅客機を見ると興味深いことにワイパー付いてます!効果あるんだろうか、と調べてみたら、基本的にタキシング中(地上移動)に使うそうな。撥水加工してあるため速度上がってくると勝手に飛んでいくという。しかし! 小型機を見たらワイパー無し! 

どうなっているかと調べてると、単発機はフロントガラスの前にプロペラ付いていて撥水加工すればすっ飛ぶ。双発機だとエンジンで作った高圧の空気(ブリードエア)ですっ飛ばす。速度域の高い航空機は撥水加工でOKということらしい。クルマも同じ高い性能持つ撥水ケミカル使うと、100km/h巡航時はワイパー不要。100年間で大きく進化しかもしれない。<続きを読む>

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3 Responses to “ワイパーは今後100年間進化しないかもしれない”

  1. Rotarycoupe より:

    初代レパードのフェンダーミラーに付いていた小型ワイパー、腰をくねらせるようなセクシーな動きが面白かったです。

    超音波ドアミラーはセルシオ以降のトヨタ車にしばらく続きましたね。

  2. CX-60 より:

    機械的な要素やコンピューターを使って払拭面積を増やしたりして、多少進化しているものの、ゴムを使って窓を拭くというのは変わらないかもしれませんね。
    高級車ならお金がかけられるので、見えないように格納したりリンク機構で端のほうまでふけるように、セルシオでやっていましたが。
    違う理由、リアカメラが普及したおかげでナビ画面やルームミラーで後ろが見えるので、リアワイパー装着車は減っている→カメラが代わりになるのか?という気もします。カメラにはウオッシャーが付いていて振動で水滴を払いますがワイパーはついていません。
    実用と法律が許せばカメラが代わりという事もあるかもしれない。遠近感を出すのは大変かもしれないけど。
    ゴムでガラスを拭くことは変わらなくても、思いっきり細くて高速で拭くワイパーがあったら、存在しないように見えて豪雨でも前が見えるようになるかも。

  3. 猫まんま より:

    現在でもタイヤの充填剤としては空気が最良で有るってのと一緒ですかね。
    思い出したように出てくるノーパンクタイヤもなかなかいいものが無いですね。
    良くも悪くも枯れている技術で機能も問題無いしたがって変える必要が無い。
    まあ最近?は窓に塗る撥水材も高性能になり結構ノンワイパーでもいける速度域も増えてきましたけどやっぱりワイパーは必須。
    個人的には撥水材の効能は油膜に悩まされることが無くなるのが一番のメリットだと思います。

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