千代田区役所前のタクシー暴走事故、警察も国交省も事故防止対策する気無し
千代田区役所前でタクシーが暴走し、歩道に居た女性などに突っ込み死亡させる痛ましい事故が9月11日に起きた。車両の損傷具合から衝突速度を想定すると、最低で60km/h。64歳のドライバーは意識不明の重体で搬送され、翌12日に死亡したと報じられている。エアバッグも展開しているし、この程度の損傷度合いで重体になることは考えられないため、突然の体調不良などの可能性大きい(心臓疾患や脳疾患は身体が突っ張るためアクセル全開になりやすい)。
池袋の暴走にも言えることながら、事故は普通に生活していた人が突如災厄に巻き込まれてしまう。本来なら事故原因をしっかり分析し、再発防止策を考えないとならないのだけれど、日本の警察は物理的な調査を得意としない。犯人捜しに終始。警察が一番好む事故原因は「スピードの出し過ぎでハンドルを切り損ねた」。もちろん最後の原因はそうなのかもしれない。けれど事故に至った理由も突き止め再発防止策を打つべき。<続きを読む>
<おすすめ記事>