圧縮着火。マツダの技術はスゴイ!

マツダが圧縮着火エンジンの市販化を発表した。技術的な内容について少し掘り下げて紹介してみたい。まず「圧縮着火」という技術だけれど、基本的にディーゼルと同じ。空気を圧縮すると燃焼室の温度が上がる。ディーゼルの場合、そこに軽油を吹いて自然に着火させ、爆発&膨張行程に入っていく。

ガソリンで同じことをやっても上手く行かない。なぜか? 発火点の温度が高いからだ。軽油だと300度くらいで爆発を始めるのに対し、ガソリンは100度くらい高くないとダメ。空気の温度を一気に400度まで上げるのは難しい。そこでディーゼルより濃い混合気を作り点火プラグで火花飛ばす。<続きを読む>

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