年末年始はアルコールチェッカーを活用したい! 翌朝に残っている可能性大!
そろそろ忘年会のシーズンに突入する。今や飲んだ後に運転するという人は”ほぼ”絶滅しているため「飲んだら飲むな!」みたいなヤボなことなど書かない。問題になるのは翌日です。多くの人が寝れば酔いは醒めると思っている傾向。それを防ぐため、当局は2022年10月から事業所単位で運転前と運転後のアルコール検知器によるチェック&1年間の記録を義務化しようとした。
私は『TANITA』(3527円)を2年毎に購入してます
実際はアルコール検知器の入手難という理由により、10月からの義務化を延期している。しかし! 半導体不足の今でもアルコール検知器は豊富に出回っており、義務化は不可能じゃないと思う。参考までに書いておくと、私は10年以上前からアルコール検知器を使っており、「検知器評論家」でもある。相当詳しいです。不思議に思って調べてみたらさまざまなことがわかってきた。<続きを読む>
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私の職場ではアルコールチェックがすでに導入されていますが、アルコールを飲んでいなくても検出される場合もありますし、エラーが頻発してストレスが酷いです。
導入の背景には過去に仕事中に飲酒運転の凄惨な事故があるのでしょうが、アルコールを一滴も飲めない人間にまでチェックするなど取り組みがアホみたいで呆れています。
とくにうんざりするのが職場に帰ってきてからも、再度アルコールチェックをすることです。30分外出して帰ってきてもアルコールチェック。これ外出中にアルコールを飲む可能性があるということなのでしょうが、もしそんな人間がいたとしたら重度のアルコール依存症であり、アルコールチェッカーなど使わなくても一目でわかるでしょう。
またアルコールチェックが義務化されるのはある程度の規模以上の職場だけですが、そんな規模の職場で勤務中に飲酒運転をするなどそもそも不可能に近いです。飲酒運転の可能性があるのは少人数の規模の監視の目が届かないような職場だと思いますがそれは義務化されていません。
>必ず使用可能回数が明記されている。一般的に500~1000回程度。センサーだけの交換はできない。
うちの職場では4月に導入されたから毎日100回は使っているのですでに使用可能回数は過ぎていると思われますが交換する気配なし。
結局、内容がともわないカタチだけの意味のない義務化です。
測定機器分野ってポルシェ911クロスオーバーみたいな高利潤分野だと思います。
アルコールチェッカーは携わったことがないので、そこまで詳しい訳ではありませんが、うちの会社の主力商品(というか扱うものほぼ全て)がB toB(業務用)だからです。
製造する際にもよく測定機器を用いています。
全ての測定機器が「お高い」です。(笑)
例えばオシュロスコープ(交流電流の波形を見るアレ)を購入すると安くて15万円くらいします。
こんなもの素人で買うマニアはいないと思いますが、一応電子工作でキットを売っていまして、基盤剥き出し・画面はスマホを流用のものだったら3000円くらいでもあります。
簡易的に調べるくらいなら電子工作キットでもできますが、製品データを取るとか検査成績表に載せる値としては信頼度はイマイチです。
測定機器には賞味期限のようなものがあって、(車検に近いカモ)一定期間でメインテナンスが必要になります。
センサーの動作確認や誤差の調整等をして、新たな再点検期限が定められます。
アルコールチェッカーも割と共通する面があると思いますが、タニタの3500円のものと機能としては変わらないものが10万円してしまう・メインテナンスで1か月使えないみたいなことがあると現状回らないでしょう。
思ったよりも耐久性がないなと感じたものだとドラレコやスマートウォッチなんかも。
SDG’sと逆行しているかもと思うくらい割と壊れますね。