改めて4WDのメリットを考える

今年の冬は日本列島各地で大雪の被害が相次ぎました。北陸地方での記録的な豪雪や関東の大雪などは連日ニュースでも取り上げられ、生活に大きな影響が出た方も多かったと思われます。今回は今年の教訓を生かし、雪や悪路に強いクルマをピックアップ。そもそも雪道に強いクルマとはどういうクルマなのかという初心者向けの解説や、雪道や悪路にうってつけのクルマ、スバル・XVの評価レビューをしていただきました。

牧野:今日のテーマは大雪の話です。私、地元が福井でして、ちょうど先月の大雪で実家が被害を受けたんですよね。

国沢:おぉ、福井ね。すごかったね。

緒方:大変でしたね。

牧野:市内でも2m近く雪が積もりまして、道路もクルマが立ち往生で15分くらいの距離の道でも3時間半かかったなんて話を聞きましたね。

国沢:写真とか見ると、駐車場が埋まってて掘り出しても今度は周りの雪だらけで出られないなんてシーンもあったね。こんなに降ったのは久々でしょ?

牧野:元々雪国なので、毎年10センチとか20センチくらいは積もるのですが、流石に2メートルとなると対応もできなくて、県の除雪費用も100億近くになるという話らしいです。今日はそのことも教訓としまして、雪に強いクルマをお伺いできればと思います。まず初心者向けにそもそも雪に強いクルマとはどういうものかというところから解説していただけますでしょうか?

国沢:まず4WDですよね。雪は滑るから前にクルマを出そうとするときに4つのタイヤが駆動した方がいい。一番簡単にクルマがスタックするシチュエーションというのは、上り坂をイメージするかもしれませんが、平たんでも雪が凸凹しているところに前輪が乗っかってしまうと前に出られなくなるんです。そうなった時に前を押してくれる後ろの四輪駆動が必要なんです。<続きを読む>

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