新型レクサスLS。皆さんベタ誉めながら‥‥
デトロイトショーでレクサスのフラッグシップである『LS』がデビューした。レクサスの歴史は初代LS(日本名セルシオ)から始まったと言って良いほど重要なモデルながら、2006年以来11年間モデルチェンジしなかったこともあり、このところ売れ行きは超低迷している。
本来ならベンツSクラスやBMWの7シリーズ、ジャガーXJあたりと勝負しなければならない車種なのだけれど、現行モデルはあまりに地味。そもそもエンジンバリエーションだって大排気量のV8のみ。ジャガーXJやベンツSクラスは4気筒2000cc搭載モデルから揃うなど幅広い。
内容を考えれば圧倒的に割高だし、クルマとしての魅力やセールスポイントでライバルに届かなかった。レクサスの得意分野として位置づけたハイブリッドも徹底的に売れず。メインターゲットとしていたアメリカ市場すら月間平均で一桁の前半を推移していた状況(数台)。大失敗作と言って良かろう。<続きを読む>
追記・参考までに書いておくとLS600hのアメリカに於ける販売台数は2016年40台。2015年47台です。
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