自動車メーカーは円安になるほど快適~。円高は現時点だと120円くらいから厳しい

我が国の自動車業界にとって円高がいいか円安がいいかと聞かれたら、瞬時も迷うことなく「円安!」と答える。160円を超える円安になれば美味しいことばかり!日本の工場で100万円の生産コストのクルマを作ってアメリカに持って行けば、同じクラスのライバル車より圧倒的に安い仕入れ値になる。ライバル車と同じ価格で売れば笑いが止まらないくらいの利益を出せます。

また、現地工場で生産して販売したクルマの利益が1台あたり2千ドルなら、100万台売って20億ドル。1ドル=120円だと2400億円。これが160円だと3200億円になり大儲けだ! こう書くと「クルマを作る原材料の調達コストが上がる」という人もいるけれど、販売価格における輸入原材料価格の割合なんか上を見たって5%にならない。無視していいレベルです。<続きを読む>

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