自動運転が普及すると人間もノロノロ走行しか出来なくなる
ここにきて「痛ましい事故を減らすには自動運転しかない」という意見も増えてきた。確かに安全性を確保出来ない限り走らない自動運転は、いつでもミスする可能性を持つ人間が運転するより安全性という点では優れている。ただそうなると大きな問題と直面しなければならない。
「人間のミスで発生した事故に対し、厳しい社会的な制裁が求められるようになる」ことだ。具体的に紹介しよう。
道交法によれば、歩行者や自転車との距離を2m以上確保出来ない時は徐行運転(いつでも止まれる速度)することが義務づけられている。十分 な安全性を確保しようとすれば、もう少し余裕が必要。自動運転は絶対事故を起こさないことを前提に速度を決めるため、歩道と車道の区別のない道路や歩道が あってもガードレールの切れ目は全て徐行と言うことになる。<続きを読む>
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