薄味になりつつある4輪車用エンジンに対し、依然として2輪用エンジンって「濃い味」を持つ!

自動車用エンジンはロジカルに作られており、新開発される形式を見ると基本的に直列ばかり。1気筒あたりの排気量も熱効率が高いと言われる300~600ccになっている。2000ccなら直列の4気筒といった具合。以前はV型の6気筒や8気筒も数多く作られたが、高級車メーカーを除き新規開発されるなど稀少になった。

私のバイクは1000ccのV2

一方、バイクのエンジンを見ると、自由奔放といってよい。もはや「基本」すら無い。一昔前なら直列2気筒(バイクの場合、並列と呼ばれる)や4気筒が主流だったものの、昨今はV型も急増。水平対向のニーズも依然として高い。1気筒あたりの排気量だって125~800ccまで様々。熱効率のことなど考えていない。なぜ自動車と違うのか?<続きを読む>

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