走行中に充電するバスであれば電池搭載量を大幅に減らせるのでコストダウン可能です

電気自動車の充電方法はさまざまながら、わりと古くから試されているのが「走行中給電」という方式。典型例を説明すると、バッテリーを搭載したトロリーバスだ。トロリーバスというのは基本電気バス。レールのない電車だと思えばいい。したがって走行中は常時架線から集電して走る。ただし架線のない場所は走れない。こいつにバッテリーを搭載したらどうか?

幹線道路は架線から集電して走る。で、架線のない枝道に入るとバッテリーで走る電気バスになります。搭載しているバッテリーの量を増やしていくと、架線のない区間で走れる距離が長くなっていく。これを進化させていくと、架線のある区間で充電してやれば、充電する時間は不要になる。つまり「充電しないでいい電気バス」です。

これだと航続距離で運用が限られてしまうことなどない。極端にいえば、高速道路を使う長距離バスだって無給電で1000km以上走れてしまう。<続きを読む>

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