電気自動車は燃えるのか? 今までの火災事故をニュートラルな立場から考えてみたい

電気自動車についてポジティブな記事を書くと、必ず「燃えるクルマを紹介するな!」という声が上がる。電気自動車、果たして燃えるのだろうか? 結論から書くと「電池のタイプとメーカーによって燃えることもあります」となる。ちなみに私は燃える可能性のある電池&クルマをポジティブに紹介したことはない。以下、現時点でわかっていることを説明してみよう。

まず、デビュー直後から燃えまくったのが、A123システムズのリチウムイオン電池を採用した『フィスカー』というアメリカの電気自動車。普通に使っていて燃えたし、ハリケーンで水没したクルマも多数燃えた。原因は製造上の問題ということ。アウトランダーPHEVが生産途中、床に落として衝撃受けた電池を「3秒だからいいか」と使って発煙事故を起こしたのと同じようなもの。<続きを読む>

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2 Responses to “電気自動車は燃えるのか? 今までの火災事故をニュートラルな立場から考えてみたい”

  1. z151 サンバー愛好者 より:

    EVだけじゃなくガソリン車もディーゼル車も漏れなく燃えているんだけど、ニュースの「鮮度」でEVがエポックメイキングなんでしょう。
    三元系は充放電の際に僅かに体積変化があり、劣化が進むとセルの乖離が進んでしまう(バッテリーパックが膨らんでしまうあの現象)が起こるのを構造的に避けられないのがまず欠点。
    もっと症状が進むとセルのパックが破れ、電極付近に酸素と可燃性物質が化学反応で継続的に供給されてしまうので「激しく燃える」という現象に繋がるとされています。
    リン酸鉄は酸素も可燃物質も出てこないので「燃えない2次電池」とされています。

    電池だけの話ではなく、古い扇風機や電気ストーブだって燃えます。
    毎年スーパーカーが全焼したって話も聞きますが、F40とか左右にある燃料タンクって10年くらいで交換しなくちゃならないそうで。
    両方替えるだけで500~800万円くらいかかるとか。
    噂話なので正確なことは判りませんが、とにかく維持するだけでも競走馬のような扱いになりそうなのは理解できます。
    これを怠ってウォンウォン空ぶかししてたらエンジンルーム付近から出火、全焼という連続写真も見たことがあります。

    YouTubeで見ていたキャンピングカーに住んでいる方がいて、仕事の選び方如何によってはそういうことも可能なのかとチャンネル登録して楽しく見ていたのですが、先月就寝中にリチウムイオンバッテリーから発火、全焼してしまったそうで。
    ご本人たちに怪我がないのが幸いですがこういう可能性もあるのかと改めて思った次第でした。

  2. TONO より:

    ヒョンデアイオニック5、の場合は
    事故の際格納式のドアノブがポップアップしていなかった点も問題ですね

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