BYDドルフィン価格発表! 安いか高いか買いか買いじゃないか?
先日プロトタイプの試乗レポートをお届けしたBYDの新型車ドルフィンながら、その時は価格を公表しておらず評価を定められなかった。クルマという商品、価格で魅力度や商品力が大きく左右されます。果たしてドルフィンの価格やいかに? まず航続距離400kmと紹介されているベースモデルだけれど、363万円となった。65万円のCEV補助金対象車のため実質298万円になる。
早い段階で「補助金を使えば300万円を切る」と言われていたのはベースモデルでした。ちなみにベースモデルといっても文字通りフル装備! ADASは現在実用化されている全ての機能が付く。具体的に書くと、自動ブレーキは当然のこと、ブラインドスポット警告や前後のクロストラフィック警告&ブレーキ等々。衝突安全性だって日本車では普及していない運転席と助手席の間のエアバッグまで付く。<続きを読む>
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フランス政府がchina製EVに対して購入補助金を打ち切り フランスは水曜日、EV購入補助金に新しい適用規則を発表し、中国製のEVを除外しました。 今まではフランスでのEV補助金の3分の1は中国製のEVを購入する消費者に支払われていましたが、これを無くし欧州EVが買われ易くします。
chinaEVメーカーBYDは昨日、小型EV「ドルフィン」を日本で発売し、日本の補助金を受け取れば、実質的に300万円以下で購入でき、日本EVマーケットでシェアを広げられると言っています。日本もフランスの様にchinaEVへの補助金は止めるべきです。
写真だけでは分からないが、デザインは相当コンサバに映る。またきめ細かい制御が当たり前の日本において、頑張りました!の完成度では、期待に届かない。現実的に、日本市場で盛り上がる気がしない。
正確にはATTO3のほうなのですが、そのe-axleをばらしてみると、安い理由は分かります。atto3は駆動モータのインバータ・充電器・電動エアコン制御・冷却制御装置などがもろもろ1つになったx-in-1と呼ばれるe-axleを搭載しています。それが軽自動車のエンジンくらいの大きさしかないのです。
詳細をつついてはアジア製ジェネリック家電のように安っぽいと言われるかもしれませんが、これで信頼性も確保していたら限界設計の賜物ということになります。世界の工場・中国に長らく工業を依存していたのですから、かの国がその方法に長けているのは当然と言えば当然。
リサイクルできない駆動バッテリーは資源・環境的にはもったいないですが、あの体積のe-axleでリーフ(ATTO3の大きさに近い)やノート(ドルフィンの大きさに近い)くらいの車体を引っ張っれればかなりのアルミ・鉄の省資源化とも言えなくもない。
ATTO3や今回のドルフィンは売れないかもしれないけど、確かに価格と性能のバランスではベンチマークになりえるし、その安い理由を日本メーカーが自分の物にできたら、私たちはもっと安く日本車のBEVを買えると思います。
デザインはそんなに悪くないですよね。
でも、フロントグリルやリアにカッコ良いエンブレムがあった方がより良いと思います。
フロントグリルの「BYD」とかのリアの「Build Your Dream」ってカッコ悪い。
それだけで買う気が無くなる人もいるかも。
BMWのリアに「Bayerische Motoren Werke」ってエンブレムがあったら嫌です(笑)