ETCトラブル詳報。「どんなに迷惑掛けたってお金は払って貰いますよ!」っておかしくないか?
2025年4月6日、ETCを制御する設備に障害が発生したことから、NEXCO中日本の一部料金所でETCの利用ができなくなっていた。道路は大切なインフラのひとつ、いったいなにがあったのか。すでに多くのメディアで報じられている通り深夜割引のシステムを入れるために作ったプログラムにバグがあったらしく、お花見シーズンの日曜日である4月6日の未明からネクスコ中日本管内のETCに決定的なトラブルが出てしまった。
通過しようとしてもETC車載器を認識せず、ゲートは開かないというもの。驚いたことに発生から13時間経過するまで、通行券を渡し出口で支払うという大昔の方法を採用する。ネクスコ中日本は大切な物資を運んだり、人の移動に使うために作られた道路という重要なインフラを確保するということより、お金を取ることを優先したのだった。考えて頂きたい。トラブルを引き起こしたのはネクスコ中日本であり、自分のミスである。<続きを読む>
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受益者負担の観点からすると、渋滞で時間が倍かかったら料金は半額にしてもいいくらいです。
利用者は通行の行為に金を払っているのではなく、時間を買ってるわけですから。
以前、同様の経験をしました。
首都高から東京料金所を通過して東名に入り名古屋まで移動しました。
もちろん全てのETCゲートは問題なく通過していましたが、後日ネクスコから分厚い封筒が届きました。
中を見ると東京料金所を通過した記録が無いとのこと。
首都高と名古屋ICで降りたことは記録されていたそうです。
問題は中身。
文章はこちらが不正通行したんじゃないですか?と遠回しに言っているようでした。
内容は「東京料金所を通過したことを認めなさい。認めるんだったら、書類に個人情報や移動の目的や時刻、状況いろいろ書いて返信しなさい。」というもの。
走行していない場合、または認めない場合は、ややこしくなりますよと聞こえました。
もちろん、カード情報を伝えて支払いました。
中日本高速道路株式会社供用約款の第10条によると利用者に損害を与えた場合は会社側が賠償する責務があるようです。
https://www.c-nexco.co.jp/highway_rule/pdf/kyouyouyakkan4.1.pdf
近年問題となった完成検査問題等でも社員が決まり事を理解せず間違った方向に行動した事が原因の一つだと思いますが、共通する事案ではないかと思います。
NEXCOの約款にある通り利用者に対しNEXCOが賠償をしなければいけない事例です
相手が払えと恐喝してきたら必ず裁判を起こし賠償を請求しましょう