GRファクトリーの生産ライン、普通の工場と全く違う! たまには工場の話など

愛知県のトヨタ元町工場にあるGRファクトリーの少量生産ラインを取材した。GRヤリスやGRカローラの専用工場になっているが、その設備が非常に興味深い。なんたってタクトタイム(1工程あたりの時間)が元町工場の60秒と違い、なんと10分もあるという。以前から「効率を徹底的に追求したトヨタの生産ラインとまったく違うんですよ」と聞いていたので加えて人材も設備もすごい! 

実際に見たら予想の斜め上45度といったイメージ。結論から書くと、GRファクトリーの生産方法なら、ポルシェやランボルギーニのようなクルマだって作れると思う。以下、わかりやすく紹介したい。まずボディ骨格の組み立て。通常であれば1つのラインを1工程ずつ溶接していく。最初にフロア。1台分動き、サイドパネル。さらに動いてルーフといった具合。<続きを読む>

<おすすめ記事>

コメントを残す

このページの先頭へ