SAKURAにジックリ乗って実用性を含め評価してみました
世界に先駆けでリチウムイオン電池搭載の電気自動車を市販した我が国ながら、今までヒット作は出せていなかった。電気自動車嫌いの国民性なのかとも思ったけれど、あにはからんや! サクラ/eKクロスEVが絶好調に売れている。2車種合わせれば月間販売平均台数で4000台を軽く超えるほど。果たして買いか? 改めてSAKURAにジックリ乗ってみた。
まず、絶対的な動力性能だけれど、軽自動車として考えれば優秀。最高出力はターボエンジン搭載車と同等の64psある。しかも、どの速度域からアクセルを踏んでもフルに64ps出す(エンジン車はターボラグがあります)。乗りやすいとか乗りにくいとかいうレベルじゃなく、誰が乗っても「いいね!」かと。もちろん、運転が苦手のドライバーだってスムーズに走れます。<続きを読む>
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試乗記を読んで、サクラが割り切るところは割り切り、伸ばすところは伸ばして、企画されていることがよくわかりました。
やはり、長年のノウハウがモノを言いますね。素晴らしい!
EVとその性能は、日本だけでなく地球規模で見ても、まだまだ限定的だと思います。
軽自動車EVは、世界のEVの中で最も賢い使われ方の一つだと、あらためて実感しました。
サクラ乗りですが、当初からe-Pedal Stepを使っていて、電費が伸び悩んでいましたが、オフにして空走を多用したところ、2km/kWhほど電費が改善しました。
こんなにも変わるのかという驚きと、空走時の滑るように進む感覚に脳内が戸惑いますが、電費が改善できて何よりでした。