「ひるおび」でパワーウィンドゥの解説(1日)

「ひるおび」でパワーウインドゥに起因した事故について解説して欲しい、ということから赤坂のTBSへ。ピンチガード付きのオート式と、スイッチを操作し続けないと動かない普通のパワーウィンドゥとの違いをジックリ。今やピンチガード付きのオート式は驚くほど軽い負荷で停止し、逆に開く。そして普通のパワーウィンドゥの「締まるチカラ」は必要以上に強いまま。

もう少し「締まるチカラ」を弱くしても問題ないと思う(寒冷時に締まればOK)。もちろんお子さんだけをエンジン掛かったままのクルマに残す、ということが最大の問題点だし、幼児を乗せる場合、常にパワーウィンドゥの集中スイッチをオフにしておくべきだけれど、それを100%承知の上、タイしたコスト増無く全ての窓にピンチガードを付けられるなら、その方が好ましいかもしれない。

加えて「ひるおび」のように視聴率の高い番組で正しい事故再発防止策をキッチリと啓蒙してくれる、というのは自動車関係者として非常に嬉しい。得てしてTVはプロデューサーの思い込みやスポンサーの意向で方向性が決まってしまうけれど、視聴率の高い番組はキッチリしていると考えます。免許更新時の購入などでも、こういった情報をレクチャーして頂きたい。

帰りの送迎車に乗っているとき、知人から「砂吐いてもいいですか?」メール。内容は「最近出てきたパクリ(キュレーション)サイトたちです。前に国沢さんが思いっきり内容をパクられたCarMeに続き、パクリはOKなんだと勘違いしている素人さんだけでなく、最近では企業が”キュレーション”というカタチのパクリサイトをドンドン立ち上げてます。

最近のキュレーションメディアは酷いもんです。中身はほぼ素人さんがワンコインくらいで記事を書き、乗ったことや見たこともないクルマを他のサイトを見たりしながら書いてます。もちろん、メーカーがメディアとは認めないので、広報写真も使えず、勝手に何処かのサイトからパクることを続けてます。

これではお金をかけて取材している我々の財産をタダで無断に使用し、儲けていく泥棒企業が増え続け、真面目にやっている本当のメディアがそのうち全滅してしまいます。もちろん、ライターさんたちの出番もなくなりますね。このようなメディアの姿、如何なもんでしょう。時代ですかね。

GoogleのSEO対策すれば、上位に出てきてそんなパクリサイトがよく見られる時代。ただ、Googleというコンピューターは騙せても、下記のようなWELQが閉鎖というY!ニュースTOPに出るようなことが2日前におきました。にしても、このままでは業界が全滅してしまいます。紙に続き、WEBもこのままでは規模が小さいと終わりますね

こらもうライターを著作権で訴えていくしかないでしょう、などとやりとりしていたら、突如DeNA社長自らお詫びのリリースが出て『GOIN』というキュレーションサイトは記事全削除だって! こんなカッコ悪いことよく平気で出来るモンだ。だっさい。中国人のパクりを全く笑えないでしょう。これでパクりサイトは減っていくと思う。

 

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