「令」という字は”いいつける”や”決まり”という意味です。安倍さんらしいですね
私はバリバリの右翼や国粋主義者じゃないけれど、天皇陛下を敬愛し国民の象徴だと考えている。しかし! 政府は私と考え方が違うようだ。新しい元号である『令和』を見て「もう使わないでしょうね」と思った次第。そもそも「令」という漢字の雰囲気が厳しい。どんな時に使われる文字だろうか? 「指令」や「命令」、「訓令」などですね。
物事を決め実行させることです。こらもう安倍内閣からすれば超ステキな文字ということなんだと思う。同じレイでも「礼」という字ならずっとよかった」。単独で使っても美しいし「礼節」のように2文字で使われるときもイヤなイメージ無し。まぁ政府から指名される皆さんは、いわゆる「御用学者」私ならこういった文字を使われぬよう忌避します。
加えて「レイ」という音の響きも悪い。日本人の多くが「ぷ」と聞いたら、おそらくあまり良いイメージを持たないと思う。同じくレイも幽霊の『霊』や奴隷の『隷』、冷遇の『冷』等々、雰囲気の悪い文字多数。良い意味を挙げるなら前述の礼だけで、どうしても使うなら礼を当てるべきだった。皇太子殿下は「了承しました」としか言えず。
そもそも改元の1ヶ月前に発表したって大半が間に合わない。もし政府が元号を大切に考えるなら、めでたいことなのだからもっと早く決めるべきだった。ダマにダマを重ね、国民を従わせるような意味合いを持たせた元号付けたことを悲しく思う。まぁ私は記憶が怪しい年頃になったこともあり、もう使わないです。いっそ『紀元』で行きますか?
ちなみに2019年は紀元(初代天皇の即位からの年数)だと2679年だ。大東亜戦争を始めた軍部が「日本は鬼畜米英より長い歴史を持つ!」ということで1941年に突如持ち出した数字である。歌まで作って国民を鼓舞したのだった。安倍内閣が決めた新元号は同じくらいレベル低い。こんな時こそ『明』や『前』、『進』など前向きの文字を使うべき。
ここまで書いて「ソウカ!」。考えてみたらエイプリルフールでしたね。マジメに憤った私がバカでした。本当の元号は明日発表されるのかもしれません。そんなことを遠い空の下で思う。帰りもインド経由の長旅です。夜の便でマナーマを出て羽田到着は火曜日の夕方。嬉しいことに留守中寒くて桜は、満開のままらしい。帰ったらお花見です!
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