「国沢さん、マツダのことは書かないって言ってましたけど、遠慮しないでください」(27日)

もうマツダのことは書かないようにしよう、と思っていたのだけれど、当たり前の如くマツダにも「このままじゃ厳しい!」と考えている人がたっくさん居て、話を聞いてると「第二次世界大戦の時の軍部と同じですワな」。男なら誰だって太平洋戦争に興味を持つことだろう。で、最終的に軍部のデタラメに対し腹立たしくなっていく。幹部何人かが単なる意地で暴走してただけです。

電気モノ皆無のマツダブース

我が国は忖度の文化なんだろう。安倍さんが強い権力持つと、皆で同じ方向を向く。太平洋戦争も、日本の本当のTOPは戦争に対し積極的じゃなかった。けれど暴走する軍部に任せてしまう。マツダも同じ。「貴様! それでも向洋魂を持ってるのか!」と怒鳴るワケ。「ダーウィンの進化論なんか邪道だ!」と主張してるガンコもの数人。後はその人達の意思を忖度しちゃってる。

バッテリー交換は3分

「そんなクルマ作って売れるのか? 証明しろ!」とか「モータースポーツなんかみんな気にしないだろ!」とか「電気なんか熱効率悪くてダメじゃ!」と言い張る役員にたてつくことなんか出来ない。腹の中じゃ「アンタはそもそもクルマ好きじゃ無いだろ!」と思っていても言えません。今のマツダと当時の日本は驚くほど共通項多い。例えばエンジン部門=陸軍ですね。

新型リーフも電池の冷却してない

ということは私や皆さん関係無し。だから文頭の通り書かないようにしていたのだけれど、マツダの将来を真剣に考えているマツダの現役やOBから熱く語られると、やはり根っからのクルマ好き魂が目覚めてしまう。太平洋戦争の時なら軍部に文句言ったら憲兵隊に拉致されるけれど、今なら嫌われるのみ。一人くらいそういうヤツが居たっていいかもしれない。損な性格です。

繋がる技術はすでに負け

今のマツダはガラケー作りにこだわっているようにしか見えない。開閉式電話のヒンジにこだわったり機能にこだわったり等々。そいつを支持する人達はいるだろう。ライバルが日本だけならそれでいい。でも世の中の流れ変わり、ガラケーのニーズなくなれば意味なし。結果、三菱電機やNEC、東芝、富士通と市場から姿を消して行く。次が自動車産業になるのはイヤです。

2017年は2930万台! アメリカ1723万台です

今回北京へ行き「変われない日本のメーカー」に見切りを付けた人とたくさん出会った。気持ちは良くわかる。還暦過ぎたら穏やかなジイさんになろうと思っていたけれど、可愛い孫の将来を考えたらもう少し粘ってみたくなってきました。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ