うなぎ登り
船底塗装の回航のためマリーナに行ったら、辛坊さんの話が。皆さんの意見をまとめると「漂流物に当たったことは間違いない。ただ海の上では十分にあり得ること。クジラだったとしたら、本当の意味でのアンラッキー」。隕石に当たるようなモンか。でも脱出の手順は素晴らしかった。大いに見習いたい、と口を揃える。
そんな話をしてから回航。するとどうよ! 三枚州の東側で浅瀬に乗り上げる。しくし〜く! 6年ぶりの2度目! 乗り上げ注意標識の東側を通っていたのに、大潮の引き潮だったためか浅かった! 幸い水漏れ無く脱出は不要。とりあえずドライブを引き上げたら動く。それじゃ、と棒で深いところまで漕ぐ。
海図でも航路標識でも極浅瀬など無いのに! 早速陸に上げてチェックしてみたら、何と! ペラ曲がっておらず、ドライブは無傷。「柔らかいドロだったんでしょうね。ステンレスペラは丈夫ですから」。どんなに注意していてもトラブルにゃ遭遇するワな。外洋で半分沈んでいるロープとあったら避けようも無し。
辛坊さんに救難費用を請求しろ、という人が案外多い。私らクルマを運転している際、取材中の事故なら救急車無料。温泉行く時なら有料? 本来なら逆のような気もする。業務なら自分で救急車を呼べ、と言われそう。そもそも困った時はお互い様、という概念で救助システムは構成されてます。
ウナだれてうなぎ屋に行くと、板前さんが「タイヘンです!」。10kg頼んでいたのに5kgしか入らず、しかもイッキに250円の値上がり。問屋さんに電話して聞いて見たら「突如極端な品不足になりました。水曜日以降はどうなるか解らない状態です」。マズいうなぎや外国産なら入手出来るも、それ以外確約出来ないという。
つい先日まで「品不足は無い」と言われていたのに、突然タイトになってしまった。次回の入荷は大きいサイズしかない可能性もあるという。在庫はあるらしい。養殖池とうなぎ屋のチキンレースになってきた。こんな厳しい状況なのに、全く報道されない。政治力の弱いギョウカイばかりで暮らしていることを再認識す。
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「辛坊さんに救難費用を請求しろ、という人が案外多い」
自己責任を声高に叫んでいた人ですから・・・・
浅瀬?…スーパームーンの影響では?…東京は梅雨空で満月は見えなかったけど「私を忘れないでね」と囁いたのかな…