やむを得ず海に(3月15日)
午前中原稿書き。11時に家を出てボート・オブ・ザ・イヤーの受賞式に出席するため逗子マリーナへ。イベント開始前は北風&たまに冷たい雨という生憎の天気だったものの、試乗会始まる頃に風止み良い凪に。まず私の欲しいタイプのフネに乗ります。
タルガ27という北欧のフネ。寒くて荒れることもある海で鍛えられているため、波に強く耐候性あります。どんな海況でも耐えられるフネが私の理想。とはいえ天気の良い日はお日様の下にいたい。マストの下のブブンに3人乗れる運転席も付く。下の写真ですね。
続いてイタリアのクランキィ66。マンの12気筒ディーゼル2機掛け。このクラス、クルーザーと呼ばない。一般的には「ヨット」と呼ばれます。モナコやカンヌあたりだと普通に見られる大きさのフネながら、日本じゃ未だに珍しいです。ちなみに標準的な艤装をすると4億円程度。
このサイズになると一人で気軽に出港、ということも出来ぬ。クルーが最低で2人くらい必要。というかゲスト無しで出港するの、むなしいです。やはり大きくても30フィートくらいまでかと。といった点では今年のBOTYを受賞したトヨタの『ポーナム31』が適度か。
ランクル用の3リッター4気筒ディーゼルを260馬力までパワーアップしてマリナイズ。このサイズなら気軽に海に出られます。価格も2970万円と、3千万円を切ってきた。レーダーだGPSだヘチマだと装備を加えていけば3500万円になっちゃいますけど。
仕事のためとはいえ、危険な海に出なければならない。いやいや厳しい午後でございました。
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