アイサイトを人体実験

応援している画期的な次世代の安全技術であるアイサイトながら、大手メディア向けの試乗会が行われたものの、私らヒョウロンカは試す機会無し。TVのCFなどでやっている「疑似危険体験」は、ブツかっても大丈夫な風船自動車なければ不可能。実車で試してもいいけど万一ということだってある。

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アイサイト付きB4のGT

かといって体験しなくちゃ記事など書けない。ウソ付きになっちゃいますから。いろいろ考えた結果、人間でやってみようということに。人間なら「もはやダメだ!」で逃げられるし、20km/hなら万一当たってもケガすることないでしょう。なによりコストが掛からない。すっかりジェンナー気分のオヤヂです。

いや、ジェンナーはコドモにリスクを課した。世の中そんな時代じゃないので、スバルの技術者を信頼することにした次第。とうことで下に動画を。ホントのこと書くと、5回目の絵です。1回目は私が怖くて逃げ出し、ドライバーもブレーキ踏んでる。というか3回目まで逃げ&ブレーキでございます。

アクセル戻した状態で接近。ブレーキペダルは全く踏んでいない

4回目はブレーキ掛けなかったけど、私が最後の最後で逃げた。笑えるのでNGとしてアップロードしたいけど、あまりに生々しい会話だからやめておきましょう。もし機会あったら、横道から飛び出してきた人間(発泡スチロールなど)を試してみたい。いずれにしろタイした技術だワイと感心しきり。

こいつがプリウスに付いてたら最高でしょう!

ちなみに下のコメントにある通り緊急停止ブレーキは連続3回までしか稼働しない。何を隠そう、このプログラムを知らず4回目の試験に入った。運良くドライバーが注意深かったため緊急ブレーキのコーションランプ付いていることに気づきリセット。事なきを得た。私のマネをするオタンコはいないと思うけど、ご注意を。

また、5回試したが、100%稼働した。ディーラー試乗には雨天時や夜間にデモをしないよう通達されているようだけれど、メディア向けのテストは雨の日の台場で行われている。多少の雨なら基本的に稼働し、30km/hからキチンと停止するようだ。むしろ光学的に厳しい逆光などで上手に稼働しなくなる可能性大。

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6 Responses to “アイサイトを人体実験”

  1. ナベック より:

    「2人で5匹」の片割れです。
    恥ずかしながら、食欲がターボ(美味しいうなぎ)とスーパーチャージャー(美味しいお酒)での過給状態になってしまいました。
    うーん、脳ミソと胃袋がランチアデルタS4ということで!
    中川さんも、奥様ともども素敵な方でした!
    いやいや大満足の1日で、ありがとうございました。

  2. wader より:

    人体実験、拝見しました。
    危険な人柱(笑)、ありがとうございます。
    実は雨の日を狙って実験しようとディーラーへ行ったら、本社指示で雨天と夜間はデモしないと言われ、落胆して帰宅しました。
    評論家筋でもっと実験やって下されば、私達でもウェットで試乗させてもらえると思うので期待しております。
    (でも、ここまでアブナイことは強要致しません)

  3. gc8 より:

    プリクラッシュブレーキは、3回作動すると4回目はキャンセルされるそうですよ。
    4回連続はさすがにありえないという設定ではないでしょうか?

  4. より:

    この実験は素直にすごいと思います。ただいつも思うのですが、自転車などの高速動体が突然進路に入ってきたらどうなるのでしょうか?
    ipod聞きながら突っ込んでくる男子高校生とかザラですよ。

  5. GG3S より:

    体験実験の動画、大変おもしろかったです。
    このようなメーカ発表でない実験動画を見ると、新しい安全技術の良さがわかります。

  6. gnktt より:

    プリクラッシュやレーダークルーズがついているインスパイアのiLにのっています。FMC前のUC1から乗り換えでUC1でもついていました。
    iLになってからUC1より人間の介入する必要性が高くなっています(検知がよりぎりぎりになっている)。
    メーカーの考え方の違い(運転者中心かどうか)が気になります。
    アイサイトはすばらしい技術だと思いますが、カメラなので天気に左右されると思えること、機械の誤動作などの情報を積極的に出そうとしているように見えないこと(これは他社も同じですが)。
    自動運転が運転者のいざというときの操作を鈍らせるのではないかということ。などなど、理想を追い求める技術者が中心の製品で、いろいろな問題がそのままになっているように思えてなりません。
    出さないと思いますが米国などで販売すると訴訟の嵐になるような気がします。人の命に関与する技術は少なくとも2つ以上のセンサーが必要ではないでしょうか(カメラとレーダー、赤外線センサーなど)。

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