アクア
8時から幕張でアクア&アルファードHVなど最近出たトヨタ車の試乗会だというので6時起き。寒いし暗い。面白いことにプリウスのように発売前に乗る機会のあるクルマと、アクアのようなディーラーの試乗車より遅いタイミングというモデルがある。当然ながら作り手側の情報量からすれば圧倒的に前者。
というか開発担当者から情報を聞くしかない。一方、市販後に試乗するクルマは様々な情報(ほとんどがネガティブなもの)が入ってきてしまっているため、厳しい評価になりがち。アクアもそう。乗る前から良くないイメージを持ってしまってます。相当良いクルマじゃない限り悪いイメージを払拭出来ません。
アクアはどうだったか? 極めて冷静に判断すれば「欲しいと思った人は買えばよい。凄く良くもないけれど、買って失敗したと後悔することも無し」という感じ。私らの仕事は「良いクルマを紹介する」「発売されたクルマを分析する」「良くないクルマを指摘する」という3つの内容を持つ。アクアは2番目。
1番目はクルマ好きに楽しいニューフェースを紹介できる楽しさがあり、3番目もメディアとしての使命感を持てる。私、2番目を最も苦手とする。単なる商品紹介ですから。最近のクルマの地味さは2番目に属すタイプが増えたからかもしれない。きっと読んでいる側もワクワクしないと思います。
実用燃費はプリウスより6〜7%良い
でもバイヤーズガイドとしちゃ2番目だって重要。アクアのような「すでに情報が出回っている発売後であり、なおかつ2番目の属すクルマ」をどうやったら楽しく紹介できるかが課題かもしれません。昨年の今頃は直近で一番期待していたクルマだったのになぁ。本当のところ、悪いクルマぢゃないです。
マイナーチェンジしたプリウスもあったので乗ってみた。なるほど大幅な乗り心地の改善は出来ていない。異音の発生も完全に抑え込めておらず。乗り心地の悪さと異音は「世界最強の乗用車」という評価を固めつつあるプリウスの愛嬌だと思った方がいいかもしれない。それくらい根本的な要因があるということ。
雰囲気も良い
とは言え乗り心地も異音も辛抱できる程度になってきた。リアから出る「ギギギ!」の対策はキッチリ行ったそうな。「こら良いじゃないですか」なのがG,プリウス。ブルーアース1の15インチにG,プリウスのボディ補強パーツを組み込み、ネオチューンしたら満足出来るプリウスに仕上がると思う。
<おすすめ記事>
先日アクアの実車を見ました。試乗できるとのことでしたが、FIT-RSに買い替えたばかりなので流石にまた今度と言って乗りませんでした。(今乗っている車絶対に聞かれるので)
正直、個性が全くない車だと思いました。前提知識が全くない人がこの車をみて欲しいと思うことは殆どないと思いました。
日本人の好みに合わせてデザインすると世界では売れない車になるってこのことかなと思います。しかしながらこの車、日本でかなりオーダーが入っているようですが、果たして世界で売れる車なのか興味津々です。
車の大きさに拘りがなければ、アクアにいろんなオプション付けて購入するくらいなら、プリウスの下のほうのグレード買ったほうがいいかなと思います。
アクアの一番下のグレードしか予算がなければ、自分ならフィットHVを薦めます。また、車検に余裕があるなら次期フィットHVを待つのも一つの手段です。(HONDAは燃費№1を目指すと言ってましたから)
車好きの一個人としての意見なので、聞き流してく下さい。
マイチェン前のプリウス乗りですがマイナーチェンジによる乗り心地と異音の改善はあまりなかったようで残念です。
やはり根本的な原因があるんでしょうね。
G's用の補強パーツは興味があります。足回り変更やボディーダンパー装着などで改善してきましたが、フロアなど補強してやれば一区切りつけるのではと思っています。
いやいや、2番目、自分たちにとって重要です!
だって、師匠のような方からの
車評を改めて伺うことが出来るのですから。
プリウスに関しては、じっくり乗ったことがないので
何とも言えませんが、乗り心地、そんなに・・・なんですね。
うちの職場はさながらプリウス展示場みたい。
オーナーに改めて尋ねてみます!
そうそう、昨日のクローズアップ現代。
釜石の子どもたちの津波てんでんこ、
その自主的、主体的、適切な避難に驚きました。
こんなのが、本当の 生きる力 だと思います!
トヨタのBセグメント・ハイブリッドカー「アクア」の背景に清水建設の高層ビル建設現場―なんていい組み合わせか。
小生はそんなアクアに対して「無味無臭」という以上の印象は抱きませんが、このクラスのハイブリッドカーがどうしても必要な人間には悪くない買い物ではないでしょうか。
当方個人はガチンコのエンジン派、そこでマツダデミオのスカイアクティブに将来性を感じておりますが同車のマフラー爆発サイクルが当初予定された4-2-1から4-1に変更されたとのこと、どうもトルクの変動にスムーズさを欠く部分があると思ったらやはり道理でしたね(苦笑)。そんなデミオ〜アクセラに至るマツダのスカイアクティブ・ファミリーが今後時機を外さぬ改良で4-2-1の爆発を実現し、プロトタイプ並かそれ以上の燃焼効率を実現したらまさに隠れたる黒船ではないかと思います。
この他同クラスでは次期ホンダフィットの直噴ガソリン&その過給器付きユニットに大いに期待しております。
それ以前に我が愛憎の「ネオクラシック」2004年式ヴィッツ1300U-L/94880km走行の燃費&ランニングコストが今後13-15万kmまでの間にどう推移していくか率直言って懸念も隠せません―先日のオイル+CVTフルード交換を機に総平均9.7km/l!!!!まで悪化した燃費が13km/lまで回復して愁眉を開く間もなく今度はエアコンの異臭(寿司酢+腋臭を二で割ったような、とてつもない悪臭!)が顕在化している上、曇り止め機能が大幅に衰退しており、まさに"It's too long to last."の諺を地で行った格好です。
エアコンの調整を近日中にディーラーにお願いしたとして「約8年前の車両だから」とそれだけで二桁万円をぼったくられる可能性もナキニシモアラズで、要はこれを皮切りに定期的な修理・部品交換に今後法外な額を払わされることを考えるに大きなジレンマに悩まされるものです。
今後数年、自分自身としては続々登場する新世代のスモールカー群を有る意味垂涎の目で、ある意味複雑な心境(第三国製部品の使用拡大、産業空洞化の是非をめぐって)で見つつ、初代末期ヴィッツのハンドルを握って暮らしていくものですが、ではダイハツミライースなり改良型デミオ・スカイアクティブに乗り換えたとしてその経済性・総合性能の飛躍的進歩に瞠目こそすれ、それが部品産業の国外流出の上に立ったものであることを考えるに素直に喜べず、奥歯にものが挟まった感覚を覚えるに違いありませんが国沢さんは如何でしょうか。