アシモの開発中止は日本の損失だと思う(30日)
ホンダはアシモの開発を止めた、とNHKがスクープした。ホンダから公式ステートメント出て「誤報だよ。やってるよ!」。果たしてホントはどうか? 下のようなロボットが出てきたら、もはや道案内程度の機能しか無いアシモ君やってる意味など無い。ホンダだって軍事予算並に使えれば進めるだろうが、民生用じゃペイしない。日本国の限界ということでしょう。残念。
ホンダの技術を引き継ぎ、原発作業用の2足歩行型ロボットなど開発すればよかったのに。今後廃炉にかかる費用を考えたら、1兆円規模の予算付けたってモト取れると思う。ロボット技術は民間に丸投げで無く、アメリカのように大学などに投資して官で行うべきものだ。日本は官と民の役割分担がヘタで、そいつは進化の機会を奪っているように思う。ダメな官の代表は気象庁。
気象庁って、猛烈な”拘束力”があるらしい。関東の場合、どう考えたって26日くらいから梅雨は明けていた。けれど気象予報士の皆さん、誰もハッキリ言わない。何人か遠回しに伝えようとしてる人はいましたけど。本日発生した竜巻(動画で見たら竜巻以外ナニモノでもない)も、気象庁が認定するまで「竜巻」と絶対言っちゃアカンようだ。藤田博士が腹抱えて笑ってる。きっと。
ちなみにアメリカだと竜巻のサイズ表示に『F0~F6』を使う。一番大きいのはF6で風速142m以上(未だ公式には観測されていない)。このFは竜巻の研究で有名な藤田博士のF。アメリカじゃ見た人の誰でも「トルネード」と呼び、メディアだって米国気象庁の公式発表なんか待ってない。藤田博士を輩出した日本の気象関係者は、竜巻とすら言えないのだから悲しいことです。
つまり天気予報は切磋卓磨して当たるようにしていきましょう、ということになっていないワケ。だからこそ楽しい楽しいイベントの予報を外して、ピーカンなのに悪天候中止なんてことになる。はたまた好天の予報でお弁当をたくさん作らせ、大荒れになっちゃう。気象庁が基本となる天気予報を出し、気象予報士も独自の予報出来るように規制緩和したら、もっと当たるようになる。
そうなると困るの、巨額の予算を投じて予報してる気象庁か。外れてばっかりいたら面目丸つぶれですから。役所には良い面と悪い面がある。天気予報についちゃ悪い面ばかり出ている気がします。私は気象庁の予報など見ていない。自分でフネ出すときは、概況や海外のスーパーコンピューターのデータを参考にしており、けっこう当たるから面白い。自分の身は自分で守りたい。
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