アロンソの記事、期待あってこそ(4日)

ネットが大きな情報伝達機能になる前から、メディアの間違った情報は少なくなかった。いや、中にはワザと違う情報を流すことだってあるほど。ただ印刷物に関して言えば「証拠」が残ってしまう。何度もデタラメな情報流していれば、やがて誰も信じなくなる。まぁ第二次世界大戦中の我が国の大手新聞は大本営発表のウソネタばっかり書いてたのに生き残ってますけど。

昨日紹介したアロンソの記事、早朝に削除されてました。この記事、世界中で紹介されており、大騒ぎになっていた。リードモータースポーツというWebメディアからすれば、アクセス数増えるし存在を知らしめられるし、そういった意味からすればオイシかったと思う。困ったことに、このメディアに対するペナルティがあるかとなれば、なかなか難しいかもしれません。

匿名で書き込みが出来るSNSやコメント自由の掲示板は一段と酷い。人の悪口だって書き放題だ。「レストランで酒を飲んでいたのにクルマで帰った」などと有名人の実名を入れて書かれているケースだって少なくない。文章力ある人がストーリー仕立てにしてそれっぽく書けば信じる人もいるため、ヤリダマに上がった人のイメージダウンになるだけだ。

もちろん誹謗中傷を警察に訴えたって生命に関する内容ぢゃなければ相手にしてくれない。まぁヤラれ損である。私なんかデタラメ書かれる大将のような存在。いや、実害だってあります。タイからラリーカー持って帰る日と場所を書いたら「タイから戻ってくるラリー車の中に麻薬が大量に持ち込まれているという情報を掴みました」と当局に通報した「かまって君」がいた。

当局も通報内容に接し「これはやってみても面白いな」と思ったのだろう。1日何万本も届くコンテナの中、何本かは開けて見るのも仕事です。ということで私のだけ開けろと言われた次第。この検査、やられると5万円の実費が上乗せになってしまう。大出費である。後で関係者から聞いたトコロ「たれ込み通報でした。いやいやお手数掛けました」と判明した次第。

脱税の摘発なども昔から同業者や、自宅警備員の通報が多いようだ。税金は私だって例外でなく、3年に一度くらいの割合で調べに来る。3年で税務署の担当移動になり、通報を聞いた新任がやってくるのだろう。意外なことに税務署と言えば取っていくのが仕事だと思われているけれど「これは還付できますよ」と教えてくれることも。いろいろ教えてくれるし。

いずれにしろイヤがらせをしようとしたら、いろんなことが出来る世の中です。とは言えこういった「小さい嫌がらせ」を受け続けていると、ナニを言われても大丈夫なようにしておこうという素晴らしい精神が育つ。

逆にナニも言われなくなったら、その時は存在感薄れた? 私の場合も、SNSや掲示板で悪口書かれれば書かれるほど、リードモータースポーツのように存在感出てオイシイ。VWの不正問題以降、私について書かれているSNSや掲示板のネタは少なくとも実際のサイズより大物風です。私にとって最後の「祭り」になるかもしれないと思えば、寂しくなります。

閑話休題。リードモータースポーツのアロンソの記事が話題になるのは、多くの人の共通認識だからである。ホンダの対応に対する不満を持っている人や、来期に向けての明るいニュースを待っている人は日本だけでなく世界中にたくさんいるということ。このあたりでホンダも新井PL以外の人が何か発言すべきだと考える。現状はホンダにとって大きなマイナスだ。

 

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